カシストが鹿児島市代表としてJAPAN STARTUP SELECTIONに登壇
鹿児島県鹿児島市の株式会社カシストが、スタートアップ都市推進協議会が主催する「JAPAN STARTUP SELECTION – the 12th Edition」に鹿児島市の代表として採択され、ピッチ登壇とブース展示に参加します。このイベントは、地域のスタートアップが大手企業や投資家とマッチングし、業務連携や資金調達を目指す重要な機会です。
職人教育DXを支えるカシスト
カシストは、職人教育DXに特化した支援を行っており、主に建設・製造業界において、熟練職人の動作や技能を可視化することで、若手や外国人材に対する立派な教育環境を提供しています。特に、技能が暗黙知として留まっている現場の課題に対して、カシストは、これを再現可能な形で教育資産に変えることに挑戦しています。
現在の日本の現場が抱える問題
昨今、生成AI技術の進展に伴い、各業界の働き方や構造は大きく変化しつつありますが、一方で日本の建設・製造業界は深刻な人手不足を抱えています。特に、就業者の中で55歳以上の割合が3割を超える中、若年層の従事者は1割程度にとどまり、高齢化による技能の承継問題も浮き彫りになっています。
多くの現場では、熟練者の技能が言語化されず「暗黙知」として蓄積されており、若手や外国人が十分に学ぶ機会が不足しています。こうした状況が続く中、カシストは教育のデジタル化を推進し、現場教育の品質向上に寄与することを目指しています。
ドキュメント化と教育の可視化
カシストの提供するサービス『カシスト®︎』では、熟練者の動き、判断、感覚をデジタルの形に変換し、誰もが再現することができる教材を作成しています。具体的には、現場での観察を通じて技能要素を抽出し、それを理解しやすい教育動画や教材に変換します。このプロセスによって、若手や外国人材が技能を繰り返し学び、即戦力として現場に立てる環境を整えています。
JSS12thでのネットワーキング
JAPAN STARTUP SELECTIONでは、カシストが「技能承継DX」の重要性を訴え、建設、製造、物流、設備関連の大企業との連携を促進し、また教育DXや人材領域に興味を持つ金融機関やベンチャーキャピタルとの出会いも期待しています。産業競争力の強化に寄与するため、共同実証や事業連携を通じた社会実装を目指しています。
カシストの挑戦が持つ未来
カシストは「技能承継チャレンジプログラム」を通じて、企業が自社現場でDXを短期間で実装できるプログラムを提供しています。この取り組みによって、現場教育の質を向上させ、若手の即戦力化を実現することで、企業全体の生産性向上にも寄与することが期待されています。さらに、カシストの代表者である吉松良平氏は、現場での技能を再現可能な教育資産に変換することを通じて、未来の産業基盤をつなぐべく全力を注いでいます。
カシストの挑戦がどのように業界を変えていくのか、今後の展開に注目が集まります。イベントでのピッチ登壇を通じ、カシストが描く職人教育の未来に期待が高まります。