地域DXサービス「HERO」が山口県宇部市で新たな取り組みをスタート
株式会社GreatValueが運営する地域DXサービス「HERO」が、西京イノベーションファンドからの出資を受け、山口県宇部市で新たに事業を開始しました。このサービスは、地域社会が直面している様々な課題を解決するための柔軟で汎用性の高いデジタルトランスフォーメーション(DX)サービスです。
西京銀行との連携
当社は、地域社会への配慮から、西京銀行と業務提携を結び、銀行の持つ地域ネットワークを活用した、さまざまな事業者や団体とのサポート体制を整えています。この提携により、地域における実証実験や新サービスの導入がより円滑に進むことが期待されています。特に、地域の特性やニーズに応じたサービス提供を目指し、協業モデルの構築に力を入れています。
HEROの主要機能
「HERO」には、地域活性化や業務の効率化を支援するための数多くの機能が搭載されています。具体的には、以下のような取り組みが挙げられます:
- - 地域通貨やポイント制度の導入:各地域の特色に合わせた通貨やポイントの導入により、地域内の経済循環を促進します。
- - QRラリーや宝探し施策:健康増進や地域内の利用促進を目的とした、楽しみながら参加できる施策を展開します。
- - 旅行者向けデジタルクーポンの配布:観光地を訪れる人々に向けた特典を提供し、地域への訪問を後押しします。
- - 行政窓口業務のDX化:住民登録や一時金配布など、行政事務をデジタル化し、業務の負担軽減に取り組みます。
これらの機能は、地域ごとのニーズに応じてカスタマイズが可能であり、自治体、観光地、商店街といった多様なシーンでの導入が進められています。
他地域への展開
今年度の取り組みをモデルケースとして、会社は他の地域においても同様の協議を進めており、全国の金融機関と連携を広げることで、さらなる社会実装の加速を目指しています。これに伴い、共に活動いただける金融機関の募集も行っており、参画を希望する金融機関からのお問い合わせをお待ちしております。このように、地域課題への真摯な取り組みを通じて、持続可能な地域社会の構築を目指した「HERO」の今後の展開に、ぜひご注目ください。