新世代Hip-Hop集団WHATMOREが届ける新シングル「jenny's」
ニューヨークから登場した新たな音楽集団、WHATMORE(ワットモア)が、待望のデビューアルバム『WHATMORE』からの先行シングル「jenny's」を発表しました。この曲は、10月17日のアルバムリリースに先駆けたもので、彼らの音楽の多様性を示す一曲として注目されています。
WHATMOREは、シスコ・スワンク(Cisco Swank)、ヨシ・T.(Yoshi T.)、ジャクソン・オーガスト(Jackson August)、セバスチアノ(Sebastiano)、イライジャ・ジュダ(Elijah Judah)という5人で構成されたHip-Hopコレクティブです。彼らは、両親の出身国やルーツからの多様な音楽的要素を融合させ、ジャンルにとらわれない新しいサウンドを生み出しています。
ここ最近、WHATMOREはニューヨークでのポップアップライブを成功させ、多くのファンを獲得しています。特に、Hector's Dinerでのライブでは雷雨にもかかわらず、ファンたちが行列を成し、彼らの新曲を初めて聴くために駆けつけました。ライヴの様子は彼らの音楽の勢いと人気を如実に物語っています。
新曲「jenny's」では、アコースティックギターの柔らかなストロークから始まり、ジャクソン・オーガストの優しい歌声が印象的です。やがて、セバスチアノが歌い上げる思慮深いヴァースが続き、彼の歌詞は友情や愛、未来について深く考えさせられる内容に仕上がっています。ドラムループが加わることで、心地よいリズムが作品全体を引き立てます。
さらに、ミュージックビデオも作品の魅力を引き立てています。パトリック・リネハン(Patrick Linehan)が手がけたビデオは、感謝と不安という相反するテーマを視覚化し、ニューヨークのコニーアイランドでの空撮映像がハイライトです。サウスブルックリンの名所やカーニバルのアトラクション、友人たちとの楽しいひととき、そして静かなひとときが交差する映像が視聴者を引き込みます。
WHATMOREの音楽が伝えるのは、ただのサウンドだけではありません。彼らの楽曲には、それぞれのメンバーの個性やバックグラウンドが色濃く反映されており、聴く者に新たなインスピレーションを与えてくれます。音楽業界での地位を確立する彼らの姿は、次世代アーティストとしての期待感を高めます。
WHATMOREとは?
WHATMOREは、ニューヨークの多様な音楽シーンから影響を受けた音楽集団で、彼らの作品にはヒップホップだけでなく、オルタナティブR&Bやインディーロックの要素も融合されています。幼なじみの5人が音楽への情熱を持ち寄り、各メンバーが異なる音楽スタイルを持ち寄ることでユニークなサウンドが生まれました。
シスコ・スワンクのジャズやソウルの影響、ヨシ・T.のシャープなリリック、ジャクソン・オーガストの青春感溢れる歌声など、彼らの音楽には多様性が溢れています。また、イライジャ・ジュダはプロデュース面でも彼らを支えており、グループ全体の音楽性を高めています。
新曲「jenny's」は、WHATMOREの独自のサウンドがさらに進化した成果となるでしょう。これからの活動にも期待がかかります。興味のある方は、ミュージックビデオやアルバムのトラックリストをぜひチェックしてみてください!