みんなが楽しめるユニバーサルビーチの未来を共有しよう!
2025年11月23日(日)、須磨海浜公園のすまっこひろばで、「BLUE SCHOOL」と「ユニバーサルビーチフォーラム」が開催される。このイベントは、NPO法人須磨ユニバーサルビーチプロジェクト(須磨UBP)が主催し、全国のユニバーサルビーチ団体や企業が参加する。
この取り組みには、「障がいの有無にかかわらず、皆が一緒に楽しめるビーチを作る」という強いメッセージが込められている。障がい者やその家族、地域の子どもたちまで、誰もが参加し、楽しみながら学べるワークショップが用意されている。
BLUE SCHOOLとは?
「BLUE SCHOOL」は、須磨ビーチにおけるユニバーサルビーチの取り組みを広げるためのイベントである。障がいに関する様々な知識や技術を学ぶための場であり、団体や企業が自らの経験を共有する機会にもなる。また、これまでの成果やノウハウを地域の子どもや参加者と交換し、今後のビーチづくりについて考える貴重な機会として位置づけられている。
ワークショップの内容
当日は、以下のようなワークショップが開催される。
- - クリスマスオーナメント作り:六甲バター株式会社の協力で、大人気チーズデザートの包装を活用し、クリスマスツリーのオーナメントを作成。
- - 竹モルック体験:放置竹林の竹を利用して、竹製モルックを作り、みんなで楽しむ。
- - 折り鶴メッセージ作成:ネスレ日本株式会社の協力により、キットカットの紙パックを使って、大切な人へのメッセージを書く折り鶴を作る。
- - ホームページ制作体験:将来の夢を形にするため、自分専用のホームページを作成。
- - 缶バッジ・タッセル作成:残反を使用し、かわいい缶バッジやキーホルダーを作る。
- - 須磨ユニバーサルビーチの紹介:ユニバーサルビーチの体験や地域メンバーの作品紹介が行われる。
イベントの詳細
このイベントは、日時は2025年11月23日、時間は午前10時から午後4時まで。場所は須磨海浜公園、すまっこひろばにて行われ、入場は無料で、誰でも参加できる。地域の公共交通機関での来場が推奨されている。
代表者のコメント
須磨UBPの代表、木戸俊介さんは、「2017年から、私たちは『誰もが楽しめる須磨海岸』を目指して取り組んできました。今年、念願のイベントを開催することができ、大変嬉しく思っています。このフォーラムを通じて、行政、企業、地域のパートナーとともに、持続可能なユニバーサルビーチを目指していきたい」と語る。
みんなの「できない」を「できた!」に
障がいがある人もない人も、みんなが楽しめる場所を作ること、そのための情報交流の場となる「BLUE SCHOOL」と「ユニバーサルビーチフォーラム」。この機会に、子どもたちと一緒に参加し、学び、楽しむことができるイベントとして、多くの方々の来場を期待したい。
このイベントは、次世代に美しい海を引き継ぎ、ユニバーサルデザインに触れることができる、新たな出発点となるだろう。私たちと一緒に、この挑戦の輪に加わってみませんか?