ワンキャリアと公務員白書
2025-06-06 16:13:06

人事院発表の公務員白書にワンキャリアがデータ提供。公務のブランディング強化へ

ワンキャリアが公務員白書に貢献



株式会社ワンキャリアは、2025年6月6日に人事院が公表した「令和6年度年次報告書」、通称公務員白書において、自社の調査データを提供しました。この報告書は国家公務員の人事行政に関する現状と課題を扱う重要な文書であり、そこでのデータ提供は、ワンキャリアの採用支援サービスの評価を高めるものとなっています。

人事院の年次報告書とは


人事院の「年次報告書」では、公務員の業務状況や人事行政の実態、さらには今後の方針についての指針が示されています。近年、特に注目を集めているのは、国家公務員採用試験の課題や公務組織におけるデータ活用の可能性についての研究です。例えば、令和3年度の報告書では人材確保に向けた施策について述べられ、令和4年度ではデジタル技術の導入による人材マネジメントの向上が提唱されています。

提供した調査データの内容


今回の白書では「公務のブランディング」に関する特集が組まれ、ワンキャリアが提供したデータもここで紹介されています。具体的には、就職活動サイト「ONE CAREER」に登録している2021年卒以降の学生からのクチコミ情報が活用されました。このデータを基に、中央省庁を含む様々な業界の職場評価を比較分析しました。

その結果、総合・ITコンサルと総合商社の評価はインターンシップや本選考に進むにつれて上昇する一方で、中央省庁の評価は低下するという傾向が見えてきました。この現象は、特に公務を志望する学生が持つ印象に大きな影響を与えていると考えられます。

クチコミ評価の概要


提供されたクチコミ評価は各段階で5点満点で行われており、各項目は「説明会・セミナー参加後」「インターンシップ参加後」「本選考(官庁訪問)参加後」の評価点を基に算出されています。この評価は、5社(総合・ITコンサル)および7社(総合商社)から得た情報に基づき、合計で8,505件のデータが集積されています。

データの掲載箇所


ワンキャリアが提供したデータは、公務員白書の第2部および第3章に掲載されており、公務の魅力を向上させるための戦略的な取組みとして紹介されています。また、「学生等の評価の推移」に関するコラムも設けられており、データの具体的な活用方法が示されています。

今後の展望


ワンキャリアは自身が蓄積してきたキャリアデータをこれからも有効に活用し、企業の採用課題や日本社会が抱える問題への解決策を見出すことに貢献していく意向を示しています。特に「官僚の人手不足」「スタートアップ創出」の人材支援や「人口減少と地方創生」に関わる活動を強化する方針です。

会社概要


株式会社ワンキャリアは、「人の数だけ、キャリアをつくる。」を企業のミッションとして掲げ、様々なキャリア関連サービスを提供しています。大手企業との連携を強化し、未来の就業環境のさらなる向上を目指しています。具体的には、大学生向けの新卒採用メディア「ONE CAREER」、求職者向けの中途採用サイト「ONE CAREER PLUS」、そして人事向けの採用支援サービス「ONE CAREER CLOUD」という3つの主要なサービスを展開中です。

そのため、今後も継続的にデータを基にした様々な施策を展開し、各界の人材確保や人事マネジメントの改革に寄与することを目指しています。


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