フー・ファイターズ、30周年を祝うサプライズライブがついに開催！新ドラマーが魅せた圧巻のステージ

フー・ファイターズ、30周年のサプライズライブ

フー・ファイターズが結成30周年という節目を迎え、特別なサプライズライブをアメリカのカリフォルニアで開催しました。9月13日と15日の2日間にわたって行われたこのライブでは、新ドラマーのイラン・ルービンが初めてお披露目され、熱狂的なファンたちを魅了しました。

シークレットライブの興奮

最初の公演は、サン・ルイス・オビスポという小さな街にある「フリーモント・シアター」で行われました。前日告知された公演ながら、多くのファンが駆けつけ、新しいメンバーの登場に大いに盛り上がります。その後のサンタアナでのライブ「ジ・オブザーバトリー」でも、会場はファンの熱気に包まれました。

この「ジ・オブザーバトリー」は、ロサンゼルス郊外で人気の中規模な会場ですが、フー・ファイターズのような世界的なバンドがここで演奏するのは稀なことです。チケットは30ドルの当日販売のみというゲリラ形式で、早朝から並んだファンの数は圧巻。親子連れや次世代のファンも多く、世代を超えた愛され方が感じられる場面が多々見られました。

特別なセットリスト

午後9時、ついにステージに現れたメンバーたち。オープニングの「All My Life」から始まり、「Rope」や「Times Like These」と、ファンが拳を突き上げて大合唱。その迫力は忘れがたいものでした。新ドラマーのイラン・ルービンは、ナイン・インチ・ネイルズの元メンバーであり、そのパフォーマンスは重厚で力強いものでした。

中盤では名曲「Walk」が披露され、ルービンの紹介とともに場内は歓声に包まれます。特に、フー・ファイターズの代表曲やレアな楽曲が続々と演奏される中、観客は夢中でシンガロング。場内は祝祭的な雰囲気に満ち、最後の「Everlong」では、メンバーが繋がりを感じる感謝のメッセージをファンに送りました。

次なる巨星・来日公演に期待

この2公演は、フー・ファイターズがファンとの絆を深める重要な瞬間となりました。SNSでも「ここでの体験は奇跡」「歴史的な瞬間だった」とのコメントが多く寄せられ、多くの注目を集めています。

今後、バンドはインドネシア、シンガポール、日本、メキシコを巡るツアーが待っています。日本公演は10月7日から始まる17年ぶりの単独公演。既に早々に完売となった公演があり、追加公演も期待されています。サポートアクトにはマキシマムザホルモンが登場し、ファンの期待が一層高まります。この節目の年のライブは、30周年を祝う熱狂の一夜となることでしょう。