サンシャイン水族館
2025-11-13 14:36:25

未来の水族館を築く!サンシャイン水族館のクラゲ展示初お披露目

サンシャイン水族館、ミズクラゲの展示水槽デビューに向けて進行中



東京都池袋に位置するサンシャイン水族館では、クラゲ展示水槽のデビューに向けた新しい取り組みが進行中です。このプロジェクトは、将来の水族館業界を担う若手人材の育成を目的としており、2020年から毎年、専門学校の学生たちに向けて提供しています。特に、ミズクラゲに関する飼育や水槽管理の実践的な学習を通じて、学生たちの貴重な体験が提供されます。

学生たちの奮闘



今年度、5月からは日本ペット&アニマル専門学校の生物産業科と、TCA東京ECO動物海洋専門学校の水族館プロデュース専攻の学生たちが参加しました。彼らは、サンシャイン水族館の飼育担当スタッフから直接、クラゲ飼育の講義を受けながら、クラゲの育成に挑戦しています。約6ヶ月にわたり、学生たちは苦戦しながらも、ミズクラゲの成長を見守り続けました。

このような取り組みを通じて学生たちは、実際の飼育環境でクラゲの赤ちゃんを育てる経験を得ています。これらのクラゲは間もなく、サンシャイン水族館の「海月空感」内の「クラゲパノラマ」水槽にデビューする予定です。この水槽は、横幅約14mを誇る日本最大級の展示で、訪れる人々を圧倒することでしょう。

クラゲの世界へようこそ



「クラゲパノラマ」水槽では、暗い海の中で、まるで全てがミズクラゲに囲まれるかのような体験が待っています。サンシャイン水族館では、海から遠く離れた環境においても安定したクラゲの展示を維持するために、繁殖への取り組みを重視しています。この展示は、学生たちが育てたクラゲたちへの愛情をはぐくむと同時に、来館者に新しい知見を提供する機会になることでしょう。

教育の現場を支えるサンシャイン水族館



サンシャイン水族館は、環境教育や体験学習の重要性にも力を入れています。豊島区の中学校や大学と連携し、環境学習プログラムの実施を行っています。これは地域の人々と共に、環境保全活動を推進するための一環です。また、NPO法人と共同で、商品開発ワークショップも行い、学生が考案した商品を実際に販売する機会も設けています。

さらに明治大学との協力により、ペンギンの個体識別システムの実証実験も行われるなど、多岐にわたる取り組みが行われています。これにより、生物を通じて学ぶことの重要性を広め、生態系の保護についての意識を高めています。

未来を見据えた取り組み



サンシャイン水族館は、単なる観光地にとどまらず、学びと体験の場としての役割も果たしているのです。今後も様々な体験学習や就業体験の機会を提供し、教育現場を支援し続けます。学生たちの育てたミズクラゲが展示される「クラゲパノラマ」水槽は、訪れる人々にとって忘れられない体験となること間違いありません。

この素晴らしい取り組みを通じて、水族館業界での未来を担う若者たちがどのように成長していくのか、期待と共に見守りたいですね。


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