木曽ヒノキの香り
2026-08-28 10:35:06

木曽ヒノキの香り技術がもたらす新たな生活環境の提案

木曽ヒノキの香り技術がもたらす新たな生活環境の提案



プロモツール株式会社(本社:東京都文京区)は、木曽ヒノキの香りを活用して、健康やウェルビーイングを促進する空間作りに関する新たな研究成果を発表しました。この発表は2026年8月22日・23日に開催された第3回日本森林医学会学術総会の最終日に行われ、香り技術研究所の副所長である渡辺武志氏が牽引しました。彼は、JALラウンジや高級ホテル、一流化粧品ブランドなど、数々の一流顧客の香りを手掛けてきた調香師です。

木曽ヒノキ精油とその主要成分・α-ピネン



木曽ヒノキ精油は、森林の中で感じる心地よい香りを提供する天然の素材です。この精油に含まれるα-ピネンは、森林浴研究でも注目されている香気成分ですが、揮発性が高いため、室内ではその香りが持続しにくいという課題がありました。今回の研究では、これを克服するための新しい香り技術が開発されました。

研究の成果と技術の実装



渡辺氏は、木曽ヒノキ精油の特性を詳しく分析し、α-ピネンの持続性向上を目指しました。具体的には、様々な放散特性を持つ香料を比較、検討し、実際のオフィス空間での香気成分の濃度変化をGC/MS(ガスクロマトグラフ質量分析計)を用いて測定しました。これにより、新たに設計された香料は、木曽ヒノキ精油単体に比べてフィトンチッド成分の持続性が約4倍向上し、約1ヶ月間にわたって香気成分が安定的に放散されることが確認されました。

Forest Bath HINOKIのコンセプト



この新技術を基に、プロモツールは「Forest Bath HINOKI(フォレストバス ヒノキ)」という新たな空間フレグランスを展開する予定です。この製品は、室内に森林を思わせる心地よい香気環境を作り出し、利用者のウェルビーイングの向上を目指しています。特に、オフィス環境において「森の空気」を持続的に提供することを目標にしており、2025年6月からは李卿教授と共同研究を行っていることでも話題となっています。

社会的意義と未来への展望



今回の研究は、森林医学の知見と香り技術を融合し、生活環境における新たなアプローチについて考える良い機会となりました。プロモツールは、この技術を通じて単なる香りの演出はもちろん、働く場所や住環境の質を向上させる「生活環境技術」としての発展を目指しています。将来的には、ホテルやウェルネス施設などでも展開していく予定であり、木曽ヒノキという地域資源の新たな価値を創造することにも貢献できるでしょう。

日本森林医学会学術総会について



日本森林医学会学術総会は、森林による健康促進に関する研究者や医療関係者が集まる重要な会議です。今回の発表を通じて、森の香りに関する科学的研究とその社会実装についての一環として、リーダーとしての立場が強化されました。

このような取り組みを通じて、プロモツールは香りに関するさまざまな課題に応えられる存在であり続けたいと考えています。今後も技術を進化させ、人々の生活に寄与するような新しい香り体験を提供していくことをお約束いたします。


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