ランスタッドが「がんアライ ERG」を発足
総合人材サービスを展開するランスタッド株式会社が、がん患者およびその家族、支援者を対象とした従業員リソースグループ「がんアライ ERG」を2026年2月に正式に立ち上げました。この取り組みは、がんと共に生きる方々に安心して働き続けるための環境作りを目指しています。
辛い想いを共有する場作りの必要性
近年、働く世代の間で「がんと共生しながら働く」ことへの関心が高まっています。社内の調査では、がんと闘う仲間を持つことで心理的なサポートを求める声が多く寄せられており、これに応える形で新たなリソースグループが設立されました。「がんアライ ERG」は、当事者だけではなく、支援する側の「アライ」も含めたコミュニティの形成を目指し、治療と仕事が両立できる環境を整えていきます。
キックオフミーティングの様子
2026年1月23日、ランスタッドの本社で「がんアライ ERG」のキックオフミーティングが開催されました。経営層を含む従業員が集まり、グループディスカッションを通じて「真に必要なサポートとは何か」といったテーマに関する議論が行われました。このミーティングは、今後の活動の基盤となる大切な場となりました。
特設ページの開設
キックオフ後には、社内イントラネット上に「がんアライ ERG特設ページ」が公開されました。このページには、治療中に活用できる各種制度や相談窓口の一覧、またがんと共存するための具体的なヒントや事例がまとめられています。心の安全性を確保した上で、当事者とアライが安心してアクセスできる情報源を提供することが目指されています。
多様な人々の支援を推進するERGの意義
「がんアライ ERG」は、会社内の他の従業員リソースグループと連携しながら、さまざまな活動を計画しています。専門家を招いたセミナーや、気軽に交流できるカジュアルな相談会も予定されています。これにより、仲間と共に支え合う環境の整備を進め、働く人々の声を取り入れた実効性あるサポート体制を構築していきます。
ランスタッドの広がる支援の輪
これまで同社では、ジェンダーやLGBTQ+、デフラウンジ、ニューロダイバーシティなど、多岐にわたる従業員リソースグループが活動してきました。「がんアライ ERG」はその新たな一環として、職場におけるインクルーシブな文化の醸成に貢献していくことでしょう。心理的な安全性を保ちながら、すべての従業員が自分らしさを大切にし続けられるような環境作りを推進していく姿勢が注目されます。
まとめ
ランスタッドの今回の取り組みは、がん患者やその支援者のサポートを強化する大きな一歩です。治療と仕事の両立を当たり前に選択できる社会を目指し、サポートを必要とする全ての人々に寄り添っていく姿勢が求められています。このような企業努力が、より良い労働環境の実現へとつながることでしょう。今後の「がんアライ ERG」の活動からも目が離せません。