P&M法律事務所は、法律業務においてリサーチが重要な役割を果たしていることを認識していました。しかし、従来の方法では情報収集の効率が悪く、進行中の案件に直接的な影響を与えるボトルネックとなっていました。この課題を解決するために、株式会社Legalscapeが提供するリーガルリサーチAI「Legalscape」を導入しました。
リサーチ業務の課題とニーズ
P&M法律事務所は、特に離婚や交通事故関連の案件を幅広く手がけていますが、すべての案件を代表弁護士である林本悠希先生が一手に引き受けています。この体制を保つためには、迅速で正確なリサーチが不可欠ですが、図書館での調べ物には多くの時間と労力がかかります。特に、多忙なひとり事務所では、リサーチ待ちの時間が案件の進行を妨げる要因となっていました。
以前は、大阪弁護士会の図書館に定期的に足を運び、文献を一冊ずつ確認する必要がありました。しかし、この方法では情報の取りこぼしや収集にかかる時間が問題でした。試しに電子書籍サービスやAIツールを使ってみましたが、実務においては信頼性や情報の網羅性に乏しかったのです。このような課題を抱えたP&M法律事務所が「Legalscape」を導入したのは、信頼できるリサーチ基盤の必要性からでした。
「Legalscape」の導入効果
「Legalscape」を利用し始めてから、リサーチ業務の効率は飛躍的に向上しました。具体的には、リサーチにかかる時間が体感で約10分の1にまで短縮されたのです。たとえば、相続に関する案件では、従来は3時間かかっていたリサーチがわずか30分で済むようになりました。これは、リアルタイムで探したい情報にアクセスできるという利便性によるものです。
また、AIの助けを借りることで、書面に引用する文献の質も向上しました。特に、パワーハラスメントに関する案件においては、通常の賠償相場を上回る裁判例をピンポイントで見つけることができ、書面作成においても大いに役立っています。
「Legalscape」の利点は、アウトプットの質が向上するだけでなく、戦略的な裁判や交渉にも寄与する点にあります。AIリサーチ機能「Watson & Holmes」を使うことで、依頼者の主張を支える判例を事前に把握でき、相手方の反論に対する備えも万全です。これにより、事前に主張の筋の良し悪しを見極め、依頼者の利益最大化に向けた戦略立案を支援しています。
さらに、AIによって要約された情報の根拠をすぐに確認できるため、安心して実務に活用できる点も大きな魅力です。これにより、文献を見直すことで自信を持って書面を作成することができます。
弁護士のコメント
林本悠希弁護士は、「Legalscapeを利用し始めたことで、リサーチの際の不安が大幅に軽減された」と語っています。「特にひとり事務所では、情報収集の確認作業が多く、不安が募ることが少なくありません。このツールのお陰で、信頼できる情報に素早くアクセスでき、根拠を自らの目で確認できる安心感があります。」
導入から数ヶ月が経過し、P&M法律事務所ではこのリサーチAIが欠かせないツールとなりつつあります。今後も「Legalscape」を活用し、より高度な法務サービスの提供を目指していく方針です。
Legalscapeとは?
「Legalscape」は、AI技術を駆使したリーガルリサーチプラットフォームで、必要な法情報を瞬時に要約し、最速でアクセスを提供します。2021年6月から提供を開始し、特に生成AIと自然言語処理技術を組み合わせた機能が注目されています。業界最大級のコンテンツを保有し、多くの法律事務所や企業法務部から支持を受けています。
URL: https://www.legalscape.jp/