ビザスクと電通、業界変革を目指した協業を開始
株式会社ビザスクは、特に事業開発コンサルティングの領域において株式会社電通と協業を開始しました。この共同の取り組みは、両社の強みを融合させ、新たなソリューションを提供することを目的としています。両者の連携によって、企業が直面する新規事業開発や事業変革の課題に対し、顧客インサイトを起点にした支援を実施します。この協業の背景には、DT(デジタルトランスフォーメーション)推進や新規事業創出の要請が高まっている現代のビジネス環境があります。
協業の背景と目的
現在、多くの企業が新規事業開発や事業変革に取り組んでいますが、市場環境はますます複雑になっています。業界に関する知見や顧客インサイトの獲得が難しくなる一方で、これらを実現するためには高度なマーケティング力が必要です。そのため、企業は市場のニーズを正しく捉え、実現可能なビジネスアイデアを生み出すことが求められています。このような市場の中で、ビザスクは日本最大のナレッジプラットフォームを活用し、ユーザーヒアリングを通じた新規事業のアイデア仮説検証や社会実装を支援してきました。
一方、電通は1,000名以上のコンサルタントを擁し、事業の成長を支える『グロース型コンサルティング』を提供しています。これまで、さまざまな顧客企業の事業変革や事業創造を支援してきました。両社の協業は、こうした背景から生まれ、顧客インサイトを基にしたより具体的な事業開発や組織文化の変革を支援するためのものです。
提供するソリューションの概要
この協業を通じて、ビザスクと電通は共同で新規事業開発支援のソリューションを展開します。両者のアセットを最大限に活用し、最適なチームを編成することで、戦略の立案から実行、事業化まで一貫した支援を行います。また、新規事業の立案制度やビジネスコンテストの運営などもトータルでサポート。これにより、ユーザーの実態を把握し、アイデア段階での未来予測やユーザー理解を深めることが可能となります。具体的な提供プログラムには、仮説検証やプロトタイピングの方法を学ぶ新規事業開発セッション、ビジネスモデルの勉強会、企業文化の変革プログラムなどがあります。
どの企業が対象か
これまでビザスクの『ビザスクinterview』を使用して事業変革を行っている企業や、新規事業の立案だけでなく、実行までの支援を求める企業が対象となります。また、社内での意見をまとめながら新規事業の開発を進めたい企業にも最適です。
株式会社ビザスクについて
ビザスクは、日本最大のナレッジプラットフォームを運営し、新規事業推進を支援しています。『想定顧客に聞ける』というBtoB顧客ヒアリングを提供し、実際のニーズに基づく仮説構築や市場性の検証を行っています。ビザスクは大手企業の新規事業部門や研究開発部門から導入実績があり、東証プライム上場企業の5社に1社が導入しています。
- - 会社名:株式会社ビザスク
- - 所在地:東京都目黒区青葉台4-7-7
- - 設立日:2012年3月19日
- - 代表者:代表取締役CEO端羽英子
- - 証券コード:4490(東証グロース)
- - URL:ビザスク公式サイト