堀江栞の個展「わたしを数える II」のご案内
2026年9月12日(土)から10月10日(土)まで、東京・新宿の√K Contemporaryで堀江栞の個展「わたしを数える II」が開催されます。この展示は、彼女が約3年ぶりに行う個展であり、前回の個展「わたしを数える」に続く内容となっています。
展示される作品群
本展では、「後ろ手の未来」シリーズをはじめ、最近制作された小作品や初期の動物を描いた絵画、そしてコロナ禍に創作されたドローイングシリーズ「かさぶた」など、多岐にわたる作品が紹介されます。これらの作品は、堀江が日本画としての強さや優しさを持ちながら、静かな力を感じさせるものです。特に、堀江の代表作であり、VOCA2022で佳作賞を受賞した「後ろ手の未来」は、彼女の作品が持つ感情の深さを伝える重要な側面を担っています。
アーティストの軌跡
堀江栞は、多摩美術大学日本画専攻を卒業後、瞬く間に新進気鋭の日本画家としての地位を確立しました。初期の動物作品では、特に「凛然」という作品が多和田葉子の著作『献灯使』の装画となり、大きな注目を集めました。2016年には五島記念文化賞を受賞し、この受賞をきっかけに堀江はパリでの生活を経て、多様な文化と人々との交流を通して人物画に対する興味を深めました。
堀江が描く人物画は、その視線に初期の動物作品から受け継がれる力強さと同時に、深い憂いや優しさを蓄えています。これにより、観る者は彼女が表現する人間の多様な感情を感じ取ることができます。
個展の詳細
「わたしを数える II」では、最近の人物画に加え、初期の動物画や、日々の生活の中で大切にしているモノや草花を描いた静物画も展示されます。これにより、堀江の視点や心の内面を探る機会になるでしょう。オープニングレセプションは9月12日17時から開催される予定ですので、ぜひ参加してみてください。
さらなる展覧会情報
また、堀江栞は本展と同時期に行われるTennoz Cotntemporaryにも出展予定ですので、今後の彼女の活動にも期待が寄せられます。
空間とアートの関係
√K Contemporaryは、ジャンルや世代、国境を越えたアート作品を集め、展示するギャラリーです。大胆な展示空間の中で、アートの新しい価値観が生まれる様子を鑑賞者と共有し、記憶に残る場を提供することを目指しています。このような空間で、堀江栞の作品は一層その魅力を増すことでしょう。
アートに触れる素晴らしい機会を逃さず、あなた自身の「わたし」を数えなおしてみてはいかがでしょうか。