東京でのエンギシャ特別公演で心温まる物語を体感しよう

エンギシャ東京ワンナイトスペシャル公演『宇宙の友達もう一つの、もっと大きなお月様』

長野を拠点に活動する実力派アーチスト女優カンパニー、エンギシャが2025年2月23日（日・祝）、東京都中野区のテルプシコールにて第2弾となる東京ワンナイトスペシャル公演を行います。葉山の舞台アートによる新たな表現をお楽しみください。

この公演では、エンギシャの所属女優たちが、金星辰（俳優名：大村正泰）によるオリジナル短編戯曲「宇宙の友達」と「弥勒」を組み合わせた珠玉の長編作品を繰り広げます。命の輝きに寄り添う祈りと浪漫をテーマに描かれるこの作品は、観る人々に深く響く感動を呼び起こすことでしょう。

公演の詳細

「宇宙の友達もう一つの、もっと大きなお月様」は、弥勒という女性の激動の人生を通し信じることの愛おしさを紡ぎます。物語は、未来からやってきた宇宙の友達・ボダイとの出会いを通し、自身の内面的葛藤と向き合う弥勒の姿を描いています。演じるのは、大地薫さん、中村蓮さん、水上多楽さんの3名。どのように役を体現するのか、期待が高まります。

集中的な演技と豊かな身体表現で、シンプルな舞台セットの中で観客を魅了することが目標です。「宇宙の友達」は、舞台上を縦横無尽に生きる役の命を堪能することができるよう創られています。物語の核となるテーマ「慈愛」は、特に観客に深い余韻を残すことでしょう。

また、テルプシコールはエンギシャの主宰である大村の師匠、舞踏家・大野一雄がパフォーマンスを行ったこともある由緒ある場所。前衛アートの香りが漂うこの地での公演に、エンギシャのメンバーは特別な思いを込めて臨むことになるでしょう。

あらすじ

物語は、一人の姉・弥勒の視点から語られます。彼女は二つの異なる人格を持つ女性であり、未来からの友達・ボダイとの出会いを通じ人生における真実を見つけようと奮闘します。姉の存在は妹・南無にとって重要な位置づけであり、弥勒の物語は様々な時空を超えて彼女の真実を映し出していきます。この緻密に構築された物語がどのような感動を呼び起こすのか、観客は期待することでしょう。