未来のモビリティ
2025-10-27 16:22:38

小糸製作所が未来のモビリティを照らす「Japan Mobility Show 2025」に出展

小糸製作所が「Japan Mobility Show 2025」に出展



2025年10月29日から10月30日のプレスデー、一般公開日は10月31日から11月9日までの日程で開催される「Japan Mobility Show 2025」に、株式会社小糸製作所が参加します。本社を東京都品川区に構えるこの企業は、創業110周年を迎え、これまで「光」を通じてモビリティ社会の安全と安心に寄与してきました。本展示会では、「KOITO VISION ~人と地球の未来を照らす~」というテーマのもと、2030年に向けた次世代モビリティ社会を支える「光」の技術を紹介します。

小糸製作所の出展内容



小糸製作所は、ライティング、センシング、コミュニケーションの3つの軸で次世代モビリティ社会における「光」の可能性を追求。来場者は、最先端技術を体験することができます。

ライティング技術



展示されるライティング技術の中でも特に注目すべきは「高精細ADB(Adaptive Driving Beam)」です。この技術は、16,000分割のLEDを使って、ドライバーに最適な夜間視界を提供。従来技術の12分割と比較して対向車や前走車に対するハイビームの消灯範囲を最小限に抑えることが可能。これにより、歩行者にもまぶしさを与えず、より安全な運転環境を提供します。

さらに注目の「融雪ヘッドランプ」は、寒冷地における雪や氷の付着問題を解決するために開発されました。薄型設計で車両のスタイリングを損なうことなく、リアランプが持つ融雪機能を初めて屋外で披露。これにより、ランプ表面の雪を溶かし、視認性の低下を防ぐための技術が体感できます。

センシング技術



また、周囲を正確に把握するセンサ技術も重要な展示内容です。小糸製作所は、LiDAR技術を用いた短・中・長距離ラインナップを提供し、移動体検知システム「ILLUMIERE」は、工場やイベント現場での人流把握に革命をもたらす力を持っています。このデモンストレーションで、その高い性能を実際に確認することができます。

コミュニケーション技術



さらに、人とクルマを繋ぐライティング技術「シグナルロードプロジェクション」も見逃せません。これは、ターンシグナルに合わせて路面に視覚的なサインを投影し、自車の存在を周囲に知らせるシステムです。この技術によって、歩行者や他のドライバーとのコミュニケーションが円滑に行われます。また、月面探査用の有人与圧ローバー向けの船外照明も併せて展示され、極限環境下での照明技術も紹介されます。

開催概要



「Japan Mobility Show 2025」は、一般社団法人日本自動車工業会によって主催され、東京ビッグサイトで開催されます。新たな交通社会の創造をテーマにした本展示会では、参加企業の最新技術を体感し、学ぶ機会が提供されます。小糸製作所は、次世代の安全で安心なモビリティ社会に向けた革新を、一堂に会した環境で示す貴重な機会です。

参加情報



  • - 主催: 一般社団法人 日本自動車工業会
  • - 会期: プレスデー:10月29日~30日、一般公開日:10月31日~11月9日
  • - 会場: 東京ビッグサイト(東京都江東区有明 3-11-1)
  • - オフィシャルサイト: Japan Mobility Show

この機会にぜひ、小糸製作所の取り組みに触れ、未来のモビリティ社会を感じてみてください。


画像1

画像2

画像3

関連リンク

サードペディア百科事典: 小糸製作所 次世代モビリティ JAPAN MOBILITY SHOW

トピックス(イベント)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。