中谷潤人の防衛戦
2025-04-16 17:42:25

中谷潤人が強烈TKOで3度目の防衛成功ーWOWOW特番で振り返る

中谷潤人が強烈TKOで3度目の防衛成功!



WBC世界バンタム級王者・中谷潤人(27)が、2月24日の有明アリーナで行われたダビド・クエジャル(23=メキシコ)との試合で、見事に3度目の防衛を果たしました。WOWOW『エキサイトマッチSP』での特番では、その試合を振り返り、圧勝の裏にある戦略を語っています。

タイトル獲得からの記念すべき日


今回の試合は、中谷がちょうど1年前にアレハンドロ・サンティアゴを6回TKOで下し、WBC世界バンタム級タイトルを初獲得した記念すべき日とも重なりました。前評判では中谷が有利とされていましたが、クエジャルは大小ともに優れた選手で、特にその左フックが脅威とされていました。中谷自身もその点を気にしつつ、試合に挑みました。

冷静な戦略と初回の主導権


試合が始まり、クエジャルが攻勢に出ました。だが、中谷はトレーナー・ルディ・エルナンデスの指示を忠実に守り、冷静に戦略を実行しました。初回が終わる頃には主導権を握り、落ち着いて次のラウンドに臨みました。2回目のラウンドも相手の前進を左ストレートで抑え、試合のペースを持ち続けました。

目覚ましいコンビネーション


3回目の終盤、中谷の左アッパーから始まったコンビネーションで、挑戦者のクエジャルからダウンを奪います。中谷は試合後、「自分の体がスムーズに動いた」と振り返り、その自信が与えた結果が興奮を呼びました。再開後には連続で左ストレートと左フックをヒットさせ、クエジャルを再度ダウンさせることに成功。最終的に、クエジャルはレフェリーのカウントに従い試合が終了しました。

次なる対戦への期待


この試合を経て、中谷は30戦全勝(23KO)という成績を収めました。その中で、彼はさらなる高みを目指しています。試合後、同じバンタム級のIBF王者・西田凌佑がリングに登場し、対戦を呼びかける場面もあり、これが実現すれば全勝同士の王座統一戦となります。その対戦に向けて、中谷は「作戦を実行する能力の高いサウスポーだが、実際にリングで向き合わないと分からないこともある」と冷静に展望を語っています。

さらに、年間表彰式で世界的なチャンピオン・井上尚弥から「一緒に日本ボクシングを盛り上げましょう」とのオファーも受けました。中谷は「気が引き締まった」としつつ、年内の試合に向けて準備を進める意向を示しました。

続く“ビッグバン”の挑戦


6月には次戦が予定されており、恒例のロサンゼルス・トレーニングに入る予定です。今後も中谷の動向に注目が集まります。WOWOW『エキサイトマッチSP』では、この試合を含む特別プログラムが airs されますのでぜひご覧ください。

放送情報


番組名: エキサイトマッチSP「中谷潤人vsクエジャル」「那須川天心vsモロニー」
放送日時: 4月28日(月)午後9時
出演者: 中谷潤人、ジョー小泉、飯田覚士
対戦カード:
  • - WBC世界バンタム級タイトルマッチ/中谷潤人 vs ダビド・クエジャル
  • - 119ポンド契約10回戦/那須川天心 vs ジェーソン・モロニー


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