新たな儀式の形
2025-06-04 11:07:52

自然との共生を探求するアート展『Bio Re:tual』開催

自然との共生をテーマにしたアート展『Bio Re:tual』



2025年6月24日から7月26日まで、東京都港区のソーシャルイシューギャラリー「SIGNAL」にて、アーティストMikiko Kamadaによる『Bio Re:tual』展が開催されます。この展覧会は、アートとサイエンスの試みを組み合わせ、自然との新たな共生の形を模索するものです。

儀式としての自然との交わり


古代より私たちは、自然に対する祈りや儀式を生活の一部として取り入れてきました。この展覧会では、そうした儀式が人間と非人間の交点であることを提示し、現在に受け継がれている意味を問いかけます。

Mikiko Kamadaは、千葉大学大学院で園芸学を学び、植物と人間の関係を探る研究を重ねてきたアーティストです。本展では、シアノバクテリアを体内に取り込み、持続可能な自生活を促進することをテーマにしています。この光合成を行う生物の共生を通じて、人間のサステナビリティへの理解を深めることを目指しています。

シアノバクテリアの可能性


展覧会の中で、シアノバクテリアは特に注目されている存在です。何十億年も前、光合成を可能にしたこの微生物は、生命の進化に大きな影響を与えました。Mikiko Kamadaは、この共生の概念を「儀式」として再解釈し、我々が新たな意味を見出す契機として位置付けています。デジタル化やテクノロジーが進む現代において、古代の知恵をどのように活用できるのか、私たちが考えるべき課題です。

展覧会のキュレーション


本展のキュレーターは田尾圭一郎氏が務め、独自の視点から展示が構成されています。田尾氏は、「アートとサイエンス」を融合させ、現代における自然との関係を再定義します。

オープニングレセプション


この展覧会では、オープニングレセプションも予定されています。2025年6月27日(金)の18:00から、アーティストMikiko Kamadaがギャラリーに在廊し、来場者との交流の場を持つ予定です。参加は無料で、誰でも気軽に参加できます。

展覧会の詳細


  • - 開催期間: 2025年6月24日(火)~7月26日(土)
  • - 開館時間:
火~金曜日: 11:00-23:00(18:00以降はバータイム)
土曜日: 11:00-18:00
日・月・祝日は休館
  • - 入場料: 無料
  • - 所在地: 東京都港区虎ノ門1丁目2-11 The ParkRex TORANOMON 1F
  • - アクセス: 東京メトロ日比谷線、虎ノ門ヒルズ駅から徒歩5分
Googleマップ: リンク

まとめ


『Bio Re:tual』展は、アートとサイエンスが交差する現代において、私たちの自然との関わりについて再考する重要な機会です。Mikiko Kamadaが提案する新たな「儀式」を通じて、サステナビリティやエコロジーへの理解が深まることでしょう。ぜひ訪れて、自身の思考を広げる機会を持ってみてはいかがでしょうか。


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