銀座 蔦屋書店で行われるHogaleeの個展「Dub」
5月3日(土・祝)から5月23日(金)まで、銀座 蔦屋書店にてHogaleeの個展「Dub」が開催されます。この個展は、アートとアーカイブの関係を再考し、特に「記録」や「複製」をテーマにした作品群を展示します。
Hogaleeとは?
Hogalee(ホガリー)は、現代美術作家であり、特に「女性」をモチーフにした作品で知られています。彼女の作品は、漫画的な濃い輪郭線が特徴で、キャンバスや壁画など、さまざまな素材にアプローチしています。Hogaleeは、現代アートのテーマやスタイルを引用しつつ、自身の視点を反映した作品を創り続けています。
展覧会の主な内容
本展では、特にプリント表現に焦点を当て、VHS(ビデオテープ)を使用した新しいアプローチが際立っています。Hogaleeは、型紙を用いたステンシル技法に加え、VHSを背景に色を付けてスタンプのように転写する方法を採用しています。これは、音楽作品のアレンジのように、元の絵柄を保持しながらも、作品ごとに異なる色や柄の配置を行うことで、単なるコピーを超えた新たな価値を創出する試みです。
作品の一例
展示される作品の中には、《Dub - Rgb》や《Dub - rgB》などがあり、410×410×20mmのアクリルキャンバスが用いられています。これらの作品は、VHSの特性を生かし、アートにおける複製の概念を再定義する一助となるでしょう。
参加方法と展示詳細
この個展は無料で入場できるため、誰でも気軽に訪れることができます。また、作品は5月3日のオープン時から販売され、アートECプラットフォーム「OIL by美術手帖」でも5月7日から購入可能です。ただし、販売状況により、展示会前に売り切れる可能性もあるため、興味のある方は早めに訪問することをお勧めします。
Hogaleeの今後の展開
Hogaleeは、個展だけでなくさまざまなグループ展やコミッションワークにも積極的に参加しており、今後も注目のアーティストです。彼女の作品や活動は、東京や国内外のアートシーンでますます評価されつつあります。
おわりに
銀座 蔦屋書店でのHogaleeの個展「Dub」は、現代アートにおける新しいアプローチを楽しむ絶好のチャンスです。新たな視点でアートを体験し、現代社会を映し出す彼女の作品に触れてみてください。訪れる価値のある展示となっています。