eラーニングの実態
2026-07-13 13:38:40

リモートワーク時代のeラーニングに関する意識調査結果が明らかに

リモートワーク時代のeラーニング実態調査



株式会社オトバンク(文京区、久保田裕也社長)は、eラーニングについてのアンケートを実施し、その結果を発表しました。調査対象は、過去1年以内にeラーニングの受講を会社から求められた20〜69歳の社員400名です。結果は、eラーニングの完了率が42.5%と、驚くべきことに、リモートワークを実施している社員に限ってはこの数字がさらに低下し、30.7%でした。

学びとモチベーションの壁



eラーニング受講を完了できなかった理由として最も多かったのが、33.5%が「内容に興味を持てなかった」と回答。この次に「長時間の動画視聴がつらかった」30.4%、さらには「受講するモチベーションが湧かなかった」29.6%などが続きます。これらの結果から、心理的な障壁や時間の制約が、eラーニングの受講に対して大きな影響を及ぼしていることがわかります。

ながら受講の実態



調査に参加した社員の中、80.5%が他の業務をしながらeラーニングを受講した経験があると答えています。この「ながら受講」の文化は、業務と学びがうまく融合していないことを示すものでもあり、実際の研修効果が薄れてしまう要因の一つと考えられます。

リスキリングのパラドックス



興味深いことに、81.8%の社員が「学び続けることは必要」と感じているものの、68.3%が「受講にまとまった時間が必要なのは不便」と感じている事実から、「学びたいがeラーニングが合わない」という状況が浮かび上がります。この現象は、企業が提供する研修が、社員の日常と乖離していることをネット上で浮き彫りにしています。

理想の学習環境



調査結果によれば、社員が理想とする学習環境として、短時間で効率的に学べることや、他の業務と並行して行えることが求められています。40.5%が「短時間で学べるツール」を望み、31.8%が「ながら学習」を希望しています。特に、スマホを用いて手軽に学べる環境へのニーズが高まっていることが見えてきます。

日常に溶け込む学びの実現



オトバンクの創業者、上田渉氏は「企業は研修の量だけでなく、社員の成長への寄与という成果が求められています」と話します。社員が「耳のスキマ時間」を活用できるオーディオブック形式の学習が今後ますます重要になってきます。日常生活の中で自然に学びが組み込まれることで、自主的な学びを促進していく必要があります。

まとめ



リモートワークが広がる中、eラーニングの受講実態はますます注目されています。学びたいという意欲が高まる一方で、現行のeラーニング環境には改善が必要です。忙しい日常の中で、どのように学びを取り入れるかが、企業にとって重要な課題となるでしょう。


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