あすチャレ!10周年
2025-04-09 16:32:01

「あすチャレ!」が10周年を迎え、全国で58万人が共に未来を切り拓く

「あすチャレ!」10周年を迎える特別な年



全国で58万人以上が参加した「あすチャレ!」が、今年で10周年を迎えました。この取り組みは、公益財団法人日本財団パラスポーツサポートセンター(通称:パラサポ)によって、生まれました。DE&I(Diversity, Equity & Inclusion)を軸に、全国の小中高等学校アプローチを行い、学びの多様性を促進しています。

プログラムの実績と今後の展望


2016年にスタートした「あすチャレ!」は、1台のバスに車いすバスケットボール用の競技用車いすを12台積むところから始まりました。それから約80人の講師陣とスタッフが活動を展開、全国965回以上のプログラムを実施してきました。2025年度には年間900回の開催を目指し、新たに多くのパートナー企業と連携していく予定です。

コロナ禍では、多くの人々が障害者やパラスポーツに対する理解を深めるために、オンライン授業という新しい形態を取り入れました。この変化からも伺えるように、参加者からは「目から鱗でした」という声が多く寄せられています。意識が変わることで、できることが増えていく。多くの仲間と共に、明日への挑戦を続けられることは嬉しい限りです。

特別プログラムの開始


2024年度では、特に注目のプログラムが続々と登場します。例えば、香取市立竟成小学校で通算5,000回目の「あすチャレ!スクール」が開催され、これまでの歩みを祝いました。また、長野高等学校では高校生対象のキャリア教育授業を始め、新しい未来の選択肢を提供する計画で動き出しています。

さらに、3月には「パラスポーツ×謎解き」のイベントが親子向けに開催され、参加者は楽しみながらパラスポーツを学ぶことができる貴重な機会となりました。

DE&Iを深める取り組み


「あすチャレ!」は教育プログラムだけでなく、あらゆる世代の人々にインクルーシブな考え方を広める重要な役割を担っています。2024年には運動会にインクルーシブな種目を導入し、教育者や学生たちがこの価値を理解し、身近に感じられる環境を整えます。これにより、DE&Iの重要性を身をもって学ぶことが期待されます。

パラスポーツの未来


これまでの10年で得た経験と成果を基に、パラサポは今後も多くの人々と連携し、さらなる成長を続けていきます。さまざまな形でパラスポーツを日常に取り入れ、また多くの人々が挑戦する場を提供することで、インクルーシブな社会を実現したいと願っています。

参加者、講師、協賛企業の皆さんと共に、これからの10年も「明日へのチャレンジ」を続けていくことを楽しみにしています。私たちは皆さんとともに、より良い未来を築いていきます。


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