スリーエスと静岡ガスリビングが提携
株式会社マネーフォワードのグループ会社、マネーフォワードベンチャーパートナーズが支援した業務提携により、スリーエス株式会社と静岡ガスリビング株式会社が連携を果たしました。この提携により、2025年7月から定期巡回・随時対応型の訪問介護看護サービス「しずケアホーム」が始まります。両社は、地域に住む要介護者が自宅での生活を長く続けられるようサポートし、QOLの向上を目指します。
本サービスの概要
「しずケアホーム」は、スリーエスが蓄積した介護事業のノウハウを生かし、静岡ガスリビングが運営を担います。初めの一歩として静岡市内に事業所を設け、2025年10月には本サービスをスタートさせる予定です。また、サービスの需要に応じて順次事業所の拡充も図る方針です。
提供されるサービス
1.
定期巡回: 利用者の自宅を定期的に訪問し、日常生活の支援(入浴、排せつ、食事など)を行います。
2.
随時対応: オペレーターが電話で利用者のニーズに応え、必要なサービスを手配します。
3.
随時訪問: オペレーターからの依頼に基づき、必要に応じて居宅へ訪問し、日常生活を支援します。
4.
訪問看護: 看護師が自宅を訪問し、療養の支援や診療の補助を行います。
定期巡回・随時対応型在宅介護の利点
「定期巡回・随時対応型訪問介護看護」とは、24時間体制で自宅での生活を支える新たな介護サービスです。要介護者が自宅で安心して国日に自立した生活を続けられるように、介護職員と看護師が協力して、柔軟で迅速な介護を提供します。このサービスは、複数回の短時間訪問によって、日常生活の力になり、実生活の質を高めることを目指しています。
業務提携の背景
スリーエスは、2019年より介護分野での事業を展開しており、地域に密着したサービス提供を推進しています。静岡ガスリビングも介護予防に取り組んでおり、地域のニーズに応える新たなサービスを提供することで、共に地域課題の解決を目指しています。
各社のコメント
この提携にあたり、スリーエスの代表取締役CEO千田桂太郎氏は、住み慣れた環境で生活することが地域全体の価値を高めると語りました。一方、静岡ガスリビングの加藤力弥社長は、今回の業務提携が地域全体のQOL向上につながることへの期待を表明しています。また、マネーフォワードベンチャーパートナーズの檜山悠太朗氏は、介護業界の効率化を進める重要性を強調しています。
まとめ
今後の「しずケアホーム」の展開により、地域に根ざした新たな介護サービスが提供されることで、静岡県内の要介護者やその家族の生活がさらに豊かで安心できるものになることが期待されています。両社が手を取り合い、新しい価値を創造することで、地域にとって真に必要なサービスを提供していく姿勢には大いに注目が集まります。このような取り組みが、介護業界の未来を明るく照らすことに繋がるでしょう。