心の豊かさを教えてくれる絵本『ほしがりやのクジラ』再版決定!
2025年、世界で350万部以上の販売実績を誇るベストセラー絵本シリーズ『ほしがりやのクジラ』が再版されることが発表されました。この絵本は、イギリスの著名な作家レイチェル・ブライトと、数多くの人気作品を手がけるイラストレーターのジム・フィールドが手がけたシリーズの第4弾で、心の豊かさや本当の幸せについて考えさせられる物語です。
物語のあらすじ
この作品では、クジラのハンフリーが主人公です。広大な海の底で、自分の心を満たすものを探して冒険を繰り広げます。ハンフリーは様々なモノを集めますが、心は一向に満たされることがありません。ある日、彼は美しいサンゴ礁を発見します。そこで、サンゴ礁にいるカニから「本当は何が欲しいの?」と問いかけられ、ハンフリーは自分の本当の気持ちに気づくのです。物質的なものよりも、もっと大切なことがあると理解するきっかけを与えてくれる素敵なストーリーが展開されます。
宮沢氷魚さんの翻訳に注目
この作品の翻訳を担当したのは、俳優の宮沢氷魚さんです。彼にとって、本書は初めての翻訳作品であり、自身のコメントからはしあわせとは何かを考える深い思いが伝わってきます。「しあわせってなんだろう。ときどき考える時がある。考えてもなかなか答えは出ない…でも、僕はこの物語の描くしあわせがすごく好き。」と、作品に対する情熱を語っています。
著者について
レイチェル・ブライト
レイチェル・ブライトは数々の賞を受賞した絵本作家で、43カ国語に翻訳されているミリオンセラーを持つ実力派です。海の近くの版画工房で新しいアイデアを生み出しながら、楽しいインクまみれの午後を過ごすのが好きな彼女は、人々に夢と希望を与える物語を描き続けています。
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ジム・フィールド
ジム・フィールドは、イラストレーターとしても著名で、ロアルド・ダール賞や英イブニング・スタンダード・オスカー賞など多くの受賞歴があります。妻や娘、そして小さくて不機嫌な猫と一緒にパリ近郊で生活しており、独特な視点からのイラストが特徴です。
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書誌情報
本書の発売日は2025年3月27日で、定価は1,760円(本体1,600円+税)です。サイズはA4変形で、32ページのオールカラー仕様となっています。心豊かに、また本当の幸せについて考えさせてくれるこの絵本は、ぜひ手に取ってみてください。
人々の心に響くメッセージを届ける『ほしがりやのクジラ』。再版を機に、より多くの読者にこの感動的な物語が届けられることを期待しています。