子どもの水遊びを守る新たな味方「AQUA BUDDY」
グローバル電子株式会社が新たに開発したプール見守りセンサー「AQUA BUDDY(アクアバディ)」が、子どもたちの水遊びの安全を守るための強力なツールとして登場しました。このセンサーは、子どもの水泳帽に簡単に装着でき、危険な姿勢や動きをリアルタイムで感知し、監視者のスマートフォンに通知を行うことで、事故の早期発見を促します。
水遊びのリスクに寄り添った開発
AQUA BUDDYの開発の背景には、保育現場からの切実な声がありました。「しっかりと監視していても、一瞬の死角から事故が起きるのではないか」という保育士たちの不安が、より安全対策を強化する必要性を生み出したのです。グローバル電子は、2012年から乳幼児の安全を見守る体動センサー「シエスタBeBe」を提供してきた実績を持ち、今回のAQUA BUDDYもその延長線上にあります。
実証実験は、株式会社こどもの森の協力を得て行われました。現場の声を反映させる形で、子ども特有の動き、つまり「泳いでいる」「遊んでいる」「浮かんでいる」などをしっかりと検知するための技術革新に取り組みました。実際の子どもの動作を基にリスクを見極め、特に危険度の高い動きを5つ絞り込み、これをセンサーで検知する仕組みを構築しました。
5つの危険な動きをしっかりとキャッチ
AQUA BUDDYは、以下の5つの危険な動きを検知します:
1.
異常姿勢アラート:想定外の傾きが継続した場合
2.
活動低下アラート:動きが少ない状態が続いた場合
3.
衝撃アラート:転倒などで強い衝撃を受けた場合
4.
電波減衰アラート:監視対象エリア外に移動した場合
5.
電波途絶アラート:センサー部が水没などの危険性がある場合
これらの機能は、事故を未然に防ぐための重要なポイントであり、子どもたちを常に見守るための安心感を提供します。
簡単に導入可能な設計
AQUA BUDDYのもう一つの特長は、導入が非常に簡単ということです。従来の監視カメラ設置や通信工事が不要なため、施設の安全対策を手軽に実現できます。また、Bluetooth接続を利用してスマートフォンへのアラートを送信するため、専門的な知識がなくてもすぐに使用できます。
保育環境の安全を強化
グローバル電子は、AQUA BUDDYを通じて子どもたちの安全を保持し、安心して水遊びを楽しめる環境を提供することを目指しています。日常の準備作業も極力簡素化され、センサー子機は水泳帽にクリップとして取り付けられ、特別な技術や操作は必要ありません。まさに、安心感と実用性を兼ね備えた新たな製品が誕生しました。
この技術は令和6年度「安全・安心な東京の実現に向けた製品開発支援事業」の支援対象事業としても採択されており、東京都の公的な支援の下での開発が進められています。今後も、子どもたちが笑顔で水遊びを楽しむための安全対策は、ますます進化していくことでしょう。
AQUA BUDDYが提供する新たな見守りの形が、より多くの保育施設で導入され、子どもたちの安全を確保することに繋がることを期待します。ぜひこの機会に、AQUA BUDDYの導入を検討してみてはいかがでしょうか?