接客力向上を目指す！生成AIチャットボットの登場

新たな接客支援ツール「生成AIチャットボット」の登場

2023年6月5日、ネットパイロティング株式会社は、ドラッグストアなどで働く医薬品登録販売者向けに2種類の生成AIチャットボットを提供開始しました。このサービスは、医薬品の接客力を高めるための自主学習ツールとして位置づけられており、専門知識の確認や補完に利用できることを目的としています。

提供されるAIチャットボットは、接客バディの『トー☆ハンくん』と、QAバディの『ホクロヤッコ』の2つです。それぞれのAIは一般用医薬品に関する専門的な知識を活用し、実践的な接客スキルを身につけるための教材である「トレMap」を通じて、質の高い学習体験を提供します。

『トー☆ハンくん』の詳細

『トー☆ハンくん』は、チャット形式で症状相談に応じることで、医薬品登録販売者としての基本的な接客を模擬体験することができます。具体的には、ユーザーが症状を入力すると、その内容に適した一般用医薬品を提案し、さらに必要に応じて医療機関の受診を促すなど、実際の接客シーンに即した対応を行います。このAIは、反復的な質疑応答を通じて、ユーザーが医薬品の知識を深められるよう設計されており、特に接客における自信を持たせることを目的としています。

『ホクロヤッコ』について

もう一方のAIである『ホクロヤッコ』は、医薬品販売に関連する問題をランダムに出題し、解説と総評を提供します。21のカテゴリから好きなテーマを選び、3段階の難易度から選択できるため、初心者から上級者まで幅広く対応しています。選択式や記述式の問題を通じて、学びながら医薬品に対する理解を深めることが可能です。

新しい学習の形、コンテンツライブラリ『トレMap』

このAIチャットボットとともに提供されるコンテンツライブラリ『トレMap』は、医薬品販売に必要な接客のコツを学ぶことができる新しいタイプの教材です。単に商品の知識を得るのではなく、実践的な接客スキルを養うための情報を提供することに焦点を当てています。苦手な接客や健康相談に対する支援を提供し、これから更にスキルを磨きたい人々にも適した内容が揃っています。

また、初回リリースでは、医薬品登録販売者向けコンテンツライブラリ「トレMap」を利用中の企業に限定した特典として提供されているため、企業毎のニーズに応じたカスタマイズも今後予定されています。この新しいツールは、接客スキルの向上を目指すドラッグストアの現場で、利用されることが期待されています。

今後、より多くの医療従事者がこのAI技術を活用し、医薬品販売の現場での接客力向上に繋がることを願っています。詳細な情報は公式サイトをご覧ください。