ASTRA FOOD PLAN、米国市場進出へ向けた新プログラムに参加決定
埼玉県富士見市に拠点を置くASTRA FOOD PLAN株式会社(以下、ASTRA)は、米国市場への参入を目指す「Foodtech Cross Bridge Program」に選ばれたことを発表しました。このプログラムは、株式会社UnlocXの主導の下、米国カリフォルニア州サンマテオに位置するKitchenTownや、東京都のリバネス、アメリカのTHE SPOONとの協力により運営され、食のスタートアップが成功するための包括的な支援を提供します。
食品ロスへの挑戦
ASTRAのミッションは、“もったいない”を“おいしい!”に変えることです。フードテックスタートアップとして、ASTRAは原料の乾燥と殺菌を同時に行う革新技術「過熱蒸煎」を活用し、一般的な食品ロスには含まれない“かくれフードロス”のアップサイクルを進めています。これにより、未利用の農作物を再生し、食品業界における廃棄物の削減を目指しています。
Foodtech Cross Bridge Programの詳細
「Foodtech Cross Bridge Program」は、米国市場に進出したい企業に対して、現地戦略の設計やネットワークの構築、消費者テストまでを一つのパッケージで支援するプログラムです。採択後、ASTRAは競合優位性の精査やビジョンのブラッシュアップを経て、2026年7月にはKitchenTownでの集中支援プログラムを受ける予定です。
このプログラムは、米国市場における展開の可能性を探るため、ASTRAにとって非常に重要な一歩です。
過熱蒸煎技術の特徴
過熱蒸煎技術を用いたASTRAの製品は、乾燥と殺菌を同時に行うことで、食材の風味や栄養価の保持が可能です。
1.
風味と栄養の保持
- 高温スチームを利用して酸化を防ぎ、栄養価の損失を抑えることができます。この技術により、ビタミンや旨味成分が増加する特徴があります。
2.
高い生産効率
- ボイラーレスの過熱水蒸気発生装置を用いることで、エネルギー効率が高く、より経済的な生産が可能です。
3.
短時間での処理
- わずか5〜10秒での加熱が行えるため、短時間でしっかりとした殺菌が可能になります。
この技術を活用し、ASTRAは「ぐるりこ®」という食品パウダーの開発にも取り組んでいます。これは規格外の農作物や食品工場からの端材を使用してアップサイクルされており、高栄養価で風味が豊かな特徴があります。
今後の展望
ASTRA FOOD PLANは、2025年2月に“かおりを食べる新感覚クラフト調味料『ぐるりこ®』”として家庭向けに販売を開始する予定です。現行の製品に加え、今後の展開にも期待が高まります。
ASTRAは、フードテックを駆使して持続可能な循環型社会の実現を目指しており、米国市場進出を通じてさらなる成長を図る意欲に満ちています。これからの彼らの活動に注目していきましょう。