紀伊半島キャリア
2025-12-24 12:07:53

紀伊半島の魅力と挑戦を語るキャリアセッションのレポート

紀伊半島キャリアセッション レポート



紀伊半島移住プロモーション事業実行委員会と株式会社ニューピースが主催する「キーエッジ・チャレンジ」。2025年12月5日には、紀伊半島のキャリアや起業、移住の魅力を紹介するトークイベント「紀伊半島キャリアセッション」が開催されました。
このイベントは、移住に興味を持つ方々が直面する課題や体験談を共有し、地域への理解を深めることを目的としています。

参加者の集まる場


イベント当日、参加者約20名が、仕事を終えた後に会場へと集まりました。初めに行われた「紀伊半島エクストリームクイズ」では、参加者が三重県、奈良県、和歌山県に関する意外な事実に驚きながら楽しむ姿が印象的でした。このクイズは、各県の魅力を再発見する良い機会となりました。

トークセッション


続いて行われたトークセッションでは、紀伊半島に移住し活躍する3名のゲストがそれぞれの経験を語りました。彼らの話からは、地域での挑戦のリアルや、新生活を送る際のアドバイスが伝わってきました。

地方での挑戦


最初のテーマでは、地方での挑戦を形にするためのアドバイスが語られました。「無理をしすぎて心が折れそうになっても、地域づくりは“なるようになる”」という言葉が印象的でした。また、知り合いがいない地域に飛び込む際のヒントとして、「信頼されている地元の方の名前を借りる」ことが挙げられ、スムーズな受け入れのプロセスが強調されました。

移住前の振り返り


次のテーマでは、移住前にタイムマシンで戻れるとしたら何をしたいかという問いかけがありました。移住を決意したながらも、思いもよらぬ失敗談が披露され、「行政のルールを理解しておくべきだった」と反省の声が上がりました。特に移住後、出会う人たちが高齢者世代ばかりということから、同年代の友人を作ればよかったと振り返りました。

情報収集の重要性


移住情報の取得方法に関する意見も共有されました。自治体からの情報提供やスタディツアーへの参加が非常に役立ったと語り、参加者全員が「最終的に信じられるのは、現地で自分の目で確かめること!」と共感する一体感が見られました。ネットやパンフレットだけでは分からない「現地の雰囲気や価値観」が、移住の成功を左右する要因だと認識され、参加者の頷きが印象的でした。

移住者のリアルな声


イベント内ではQ&Aコーナーも設けられ、移住生活の孤独感やカルチャーショックに関する質問が飛び交いました。「移住して孤独を感じた」との返事が続く一方、地方にはスローペースで物事が進む環境があり、その点を気に入っているという意見もありました。

一方で、地域の人々の距離感の近さと人情深さに驚くエピソードも語られました。知らない人が家に入ってくる文化や、近所のおじいちゃんからの教えの話も飛び出し、和気あいあいとした空気の中で、移住者のリアルな生活が伝わりました。

交流会での人と人の繋がり


トークセッション後には交流会が行われ、地元食材を使った料理がずらりと並びました。参加者たちは、美味しい料理を楽しみつつ、移住後の夢や挑戦について自由に語り合い、初対面同士でも会話が弾みました。

特に「伊勢にディスコを作りたい」とか「キャンプ場を経営したい」などの具体的なアイデアがシェアされ、共通の夢を持つ仲間同士での繋がりが生まれていきました。このように「紀伊半島らしい距離感」を感じながら、和やかな時間が流れました。

反響と未来への道筋


参加者からは「次回は友人も一緒に参加します!」というコメントが寄せられ、イベントの評価が非常に高いことが伺えました。 紀伊半島の人々や文化に魅了され、新たな挑戦へと踏み出すきっかけを得た参加者たち。このイベントを通じて、紀伊半島の魅力を再確認し、未来の夢を語り合う場となっていったことが印象的でした。次回もぜひ、多くの方に参加してもらいたいです。


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