参加型裁判演劇「極刑」東京農業大学公演のご案内
2025年8月30日(土曜日)、東京農業大学の世田谷キャンパスに今話題の参加型裁判演劇「極刑」が上演されます。このユニークな演劇は、一般社団法人リーガルパークと東京農業大学の共催によるもので、観客が実際の裁判員として参加する形式をとっています。これにより、観客は日常生活では体験できない、裁判の現場をリアルに感じることができます。
開催概要
「極刑」は、裁判員制度に基づいた体験型演劇です。観客の皆様が参観される際から既に参加が始まります。ルーレットで選ばれた6名の裁判員が、裁判官の隣に座り、被告や証人に質問を投げかけ、その後、評議室で判決を下します。選出されなかった観客もインターネットを通じて質問や意見を投稿し、裁判の進行に関与することができます。
特別ゲストの出演
今回の公演には、本物の親子共演が実現します。女優の竹下景子さんが母親役として登場し、被告人役には竹下さんの実の息子である関口まなとさんが演じます。この繊細な母子関係が物語にどのように影響するのか、非常に興味深い点です。
裁判員制度について
日本の裁判員制度は、主に市民が重要な刑事裁判に参加し、判決を下すという画期的な制度です。2009年に始まり、最近では18歳の高校生も選ばれる対象となっています。この演劇を通じて、参加者はこの制度の意義や、裁判員としての心構えについても考える機会を得られます。
ストーリーの背景
「私が法廷に?」というストーリーは、東京都大田区で発生した強盗殺人事件を元に展開されます。被告人の佐瀬研一は借金に追われ、かつて勤務していた会社を訪れますが、経営者から断られます。彼は一念発起し、深夜に侵入した事務所で運命の瞬間を迎えることになります。果たして、観客ならどう裁きを下すのでしょうか。
見どころと魅力
参加型裁判演劇「極刑」の一番の魅力は、その没入感です。観客は全員裁判員となり、自らの考えを反映させbながら、リアルな裁判を体験します。観客の質問や意見が司法の進行に影響を与えるため、毎回異なる結末が待っています。また、スマートフォンを使って、リアルタイムで他の観客と意見交換しながら進行に参与できるのも大きな特徴です。このような独自の体験が、参加者に新たな視点をもたらすことでしょう。
参加する意義
将来的に裁判員に選ばれる可能性を持つ全ての市民にとって、参加型裁判演劇は非常に貴重な機会です。この演劇を通じて、裁判についての理解を深め、責任感を持った意識を育むことができます。
公演チケット情報
チケットは現在発売中です。詳しい情報や購入は「カンフェティ」」のサイトをチェックしてください。一般公演チケットは4,000円、学生は3,000円で販売されています。
公演の公式ページやSNSで最新情報を随時更新していますので、ぜひご確認ください。東京農業大学での特別な一日を一緒に体験しましょう!
【公演情報】
公演日:2025年8月30日(土)
会場:東京農業大学 世田谷キャンパス アカデミアセンター地下1階 横井講堂
チケット購入:
カンフェティのサイトへ