JRBMの人事改革
2026-09-28 11:10:14

新たなスキルベース人事制度導入で変革を目指すJRBMの道筋

ジェイアール東海総合ビルメンテナンスの人事制度改革



ジェイアール東海総合ビルメンテナンス株式会社(JRBM)は、EYストラテジー・アンド・コンサルティング(EYSC)の支援を受け、新しいスキルベースの人事制度を導入しました。この制度は、2025年度から社員の職能を可視化し、それに基づいた評価や処遇を実施するものです。これは、同社がビルマネジメント事業への転換を目指し、技術力の向上や生産性の強化を図るための重要なステップとなります。

人事制度改革の背景


JRBMは、JR東海グループの一員として、大規模商業施設やオフィスビル、ホテルなどの管理業務を展開してきましたが、近年その焦点を維持管理からビルマネジメント事業へとシフトさせています。この変化を実現するには、社員のスキルを明確にし、それを評価に反映させる必要があります。旧来の人事制度では、職務ごとにスキル評価があったものの、項目の細分化により運用が複雑化し、社員の成長に十分に寄与することができませんでした。これは、社員にとっても評価の理解が難しい状況を生んでいました。そこでJRBMは新たな人事制度の導入を決定しました。

EYSCの支援内容


EYSCは、JRBMのスキルベース人事制度構築のため、様々なアプローチで支援を行いました。具体的には、スキル体系の見直しや職務ごとの必要スキルの整理、さらにそのスキルレベルの設定を行いました。また、評価や処遇への連動についても一貫して支援し、現場の視点をアプローチに取り入れています。これにより、全社的な共通性と個別性を両立させたスキルモデルが形成されました。

具体的には、二者択一ではなく、業務に基づいたレベル定義を行うことで、社員と評価者が共有できる成長目標を設定しやすくしました。評価制度の設計は、業務の公平性と運用負荷の軽減も考慮されています。

リニューアル後の成果


新制度の導入によって、JRBMの社員は自身の成長の道筋をより具体的に理解できるようになりました。スキル向上が明確な評価や処遇に結びつくことで、社員の自発的な学びや行動変容が促進されています。また、制度が「管理のための仕組み」から「成長を支援する仕組み」へと変貌したことで、人材の適再配置や育成に必要な土台が築かれました。

今後、JRBMは評価者教育の強化や制度の運用精度向上を進める予定で、スキルデータを基に組織全体のスキル水準を把握し、必要な育成技能を検討する方針です。

コメント


JRBMの人事部長である六代明氏は、「今回の新制度は、社員個々の成長を支援し、その成功を組織全体の成長に結びつける重要な基盤です」と述べており、社員が主体的に学ぶ文化の醸成を目指しています。また、EYSCの桑原由紀子パートナーも、「スキルベース人事マネジメントは、企業の戦略を具現化する基盤として機能し、社員の成長を加速します」とコメントしています。

JRBMの変革は、持続可能な企業価値の向上へとつながることでしょう。今後の活躍に期待が寄せられています。

関連リンク

サードペディア百科事典: EYストラテジー ジェイアール東海 スキルベース人事

トピックス(その他)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。