Fenderとの関係は2019年から始まり、Jのこだわりが形となったモデルが次々と登場しています。2020年には自身のリクエストを反映したモデルが制作され、その後もさまざまなカラーやスタイルが展開されています。今回のKing’s Red Sparkleは、過去のモデルに続く新しい挑戦であり、意図的に“赤”を強調しています。Jにとってこの色は特別で、彼の音楽の一部として位置づけられています。
新モデルの特徴
発表された2つのモデルは、それぞれ異なる特徴を持っています。『Limited Edition Masterbuilt J Precision Bass® King’s Red Sparkle』は、トラディショナルなプレシジョンベースを基にし、鮮やかなKing’s Red Sparkleを施しています。ヘヴィレリック加工による上品な見た目も特徴です。このモデルは、2ピースのセレクトアッシュボディに、リバースヘッドのワンピースメイプルネックを組み合わせた、演奏性に優れた設計です。
一方で『Limited Edition Masterbuilt J Precision Bass® PJ, King’s Red Sparkle』は、カスタムショッピングのハンドメイドのピックアップを搭載し、多彩なサウンドを生み出すことが可能です。これらの楽器は、可能性の幅を広げるために作られています。
Jとフェンダーの信念
Jは自身の新モデルに対し、「赤という色は自分にとって特別で象徴的なカラー。King’s Red Sparkleで新たな挑戦をすることを決めました。Fenderのベースを使わせてもらってから、その歴史や伝統に自分のスタイルをどう乗せていくかを考えてきました」と語っています。