Helpfeelがシリコンバレーに「HACK Lab」を開設
京都に本社を持つ株式会社Helpfeelが、2026年7月に米国シリコンバレーに研究開発拠点「HACK Lab」を開設することを発表しました。この拠点設立は、AIが自律的に業務を担う未来を見据え、”AI-Ready”なナレッジ基盤の研究開発を加速させる目的があります。
HACK Labの設立背景
日本においては、企業がAIを導入する際、どのツールを選ぶかや業務の効率化に焦点を当てがちです。しかし、シリコンバレーでは、AIが自律的に業務を行う「オートパイロット化」を視野に入れた企業活動の再設計が進んでいます。助けとなるのは、業務を理解し自ら動くための“AI-Ready”なナレッジデータ基盤の整備ですが、日本ではこの考え方がまだ広がりを見せていません。
Helpfeelは、シリコンバレーでの実践知を基にしたプロトタイプ開発を重ね、現地でのテストを経て、迅速なグローバル展開を目指します。洛西CEOは、シリコンバレーでAIの社会実装が実験されている様子を目の当たりにし、単なる視察ではなく、実地での試作・改善を積み重ねる必要性を認識しました。
HACK Labの概要
「HACK Lab」は、Helpfeelのエンジニアや事業開発メンバーが数週間単位でローテーションし、AI技術の研究開発と新たな事業の探求を同時に進める実践型のR&D拠点です。現地のトップエンジニアや起業家とのコラボレーションを通じて得られるインサイトを即座にプロトタイプに反映し、グローバル市場展開を加速します。また、期日内に約10名の社員を派遣することを目指します。
具体的な活動内容
HACK Labでは、現地での試作や実験を通じて、技術の実装可能性を確認し、迅速に開発へと進む独自のプロセスが展開されます。さらに、ハッカソンやより広範な技術コミュニティに参加し、最新の技術トレンドを把握し、実践的な知識を吸収。得たノウハウは日本企業の現場に活かし、AIの活用をさらに推進します。
洛西CEOは、「HACK Lab」を通じて、Helpfeelのグローバルな進出を加速させ、日本のAI技術を国際水準に引き上げることを目指しています。「AI-Ready」な未来に向けて、AIの実装が企業の事業構造そのものを変革しうる大きな可能性を秘めているのです。
まとめ
この「HACK Lab」の設立は、単なる研究拠点に留まらず、日本企業のAI技術力を高め、多角的な知見を提供することを目指しています。AIの実用化は世界の競争力を左右する鍵となるでしょう。Helpfeelがどのように新たな価値を生み出していくのか、今後の動きに注目です。