映画『チルド』の魅力を語る公開記念アフタートーク
映画レーベル「NOTHING NEW」が初めて実写長編映画に挑んだ『チルド』が、2026年7月17日に全国公開されました。この映画は、東京の片隅にあるコンビニ「エニーマート倉富町7丁目店」を舞台に、そこに生まれた小さな歪みが引き起こすさまざまな出来事を描いた“コンビニエンス・ホラー”です。主演の染谷将太をはじめ、唐田えりかや西村まさ彦、くるま(令和ロマン)など豪華キャストが揃った本作は、公開初日から満席が続出するなど、注目を集めています。
公開記念として、7月21日には舞台挨拶が行われ、岩崎裕介監督と、りな役の清宮レイ、花枝役の大河原恵、都築役のイトウハルヒが登壇しました。イベントでは、映画についての魅力を語る場面が多数ありました。
舞台挨拶の始まり
舞台挨拶が開始されると、岩崎監督は最近の反響について触れました。「エゴサーチをした際、実在するコンビニに関する情報が多かったですが、公開後は感想が多くなっており、視聴者の間で局所的な熱が生じているのを感じ、嬉しく思っています」と述べ、観客への感謝を伝えました。
清宮レイは、りな役を演じる上での心境を振り返りました。「撮影前、私自身はお芝居を続けるべきか悩んでいました。でも、りなという役はその時の私にしか演じられなかったと思います。この作品に参加できたことに本当に感謝しています」と語ります。
大河原恵は、花枝の演技について「彼女は常に冷たい空気を持っているという監督の指示を意識して演じました。そしてその温度感を堺役の染谷さんとは違う形で表現しました」と説明しました。
イトウハルヒも、自身の役に必要な演技について「監督の独特の演出には難しさがありましたが、それを乗り越えたいという想いが深まりました」と振り返り、演技の苦労を語りました。
各役柄との対比
また、キャストは自身の役柄との共通点や相違点についても考えを述べました。清宮は「りなは一見人への執着がないように見えますが、内面では概念的なものに執着する部分が似ていると思いました」と共感を示しました。大河原は、「劇中のセリフに共感し、自分自身も同じように感じていた」と語り、大切なメッセージを放ちました。また、イトウは自らのキャラクターの影響を受けた部分について触れ、「周囲から見た自分は謎めいていると言われますが、実際は日々の生活を具体的に過ごしています」と異なる視点を明かしました。
映画の魅力を再確認する機会
清宮は、「テアトル新宿にはたくさんの思い出があり、大好きな映画館でお仕事ができて嬉しいです」と語り、会場は盛り上がりました。大河原も「この映画は、何度見ても新しい発見があると思います。ぜひ複数回ご覧いただき、その違った魅力を楽しんでください」と呼びかけました。イトウも「映画を通して皆さんとお会いできることを楽しみにしています」と期待を寄せました。
収束する舞台挨拶
舞台挨拶の最後に岩崎監督は「初めての長編作品であり、全ての力を注ぎました。皆様からの感想を励みに、今後も作品制作に注力していきます」としっかりと締めくくり、会場は温かな拍手に包まれながら幕を閉じました。
『チルド』のスピンオフ小説が登場!
さらに、映画『チルド』の主人公・堺と出会う女性・都築の視点で描かれたスピンオフ小説が、7月31日に発売されます。この小説は、岩崎裕介監督の原案をもとに、著者・伊西殻が紡ぎ出す新たなストーリーで、異なる視点からの体験が楽しめるとのこと。 場所や時を超えた新たな『チルド』の物語にご期待ください。
[0m# 作品情報
- - 書名:『チルド』
- - 著者:伊西殻
- - 原案:岩崎裕介
- - 発行:KADOKAWA
- - 価格:1,925円(税別)
- - 発売日:2026年7月31日
この新しいストーリーも合わせてお楽しみに!