次世代推し活の未来
2025-07-22 13:02:55

OXYTRONが挑む次世代推し活!3Dライブ映像と空間再現技術の融合

OXYTRONの新たな試み、3Dライブ体験とは



2023年、株式会社OXYTRONが手掛ける新たなプロジェクトがアイドルファンの心をつかんでいます。愛知県名古屋市に本社を構える同社は、ソニーが開発した空間再現ディスプレイ(SRD)を活用し、東海地区最大級の無料アイドルフェス「RAD JAM」において3Dプロモーションの可能性を探る実証実験を行いました。これにより、推し活市場における3Dコンテンツとリアルイベントの融合が目指されています。

実施された3Dプロジェクト



このプロジェクトでは、3つの主要な施策が展開されました。

1. 3Dライブ映像の革新


OXYTRONのSRD(ELF-SR2)を用い、ライブ映像を3D化して数分後に即座に再生する技術が実現されました。観客は、飛び出すような映像体験を楽しむことができ、ステージ上のメンバーと観衆との奥行きを立体的に感じる独自の演出が話題となりました。将来的には、オンライン配信との同時接続によるさらなる展開が計画されています。

2. ウェルカムメッセージの3D表現


会場の入口には、4台のSRDを組み合わせた等身大ディスプレイが設置されました。ここで、出演グループからのウェルカムメッセージが表示されると同時に、OXYTRONが開発した3Dアバターも登場。来場者に対して高い没入感を提供し、サプライズ要素も加えました。これにより、来場者の期待感は一層高まりました。

3. 3Dアバターによる立体再現


同フェスのために制作された46名分の3Dアバターは、各グループの特徴やビジュアルをリアルに再現。観客は、まるで本人が目の前にいるかのような接触体験を楽しむことができ、特に出演者自身も自分のアバターと対面することで喜びを見せました。

実証実験のサポート


本プロジェクトでは、アイドル専門撮影スタジオ「cutieSTUDIO」の協力を得て、SRD用の映像撮影が行われました。これにより、質の高い3D映像が実現しました。

プロジェクトの狙いと背景


OXYTRONのこの取り組みは、エンターテインメント分野における新たな体験価値の創出を目指しています。また、「推し活」と3D、リアル空間を組み合わせたサービスモデルの検証は、今後のアーティストプロモーションや指導の新しい形を導くことが期待されています。

空間再現ディスプレイ(SRD)について


SRDは、ユーザーが専用のゴーグル無しで立体映像を観ることができる次世代のディスプレイ技術です。視線認識技術を利用し、見る角度に応じて映像を立体として表示します。ELF-SR2モデルは、最大27インチという大サイズでより広い表示領域を企図させ、エンターテインメント業界でも一躍注目を浴びています。

RAD JAMとは?


「RAD JAM」は、2020年から始まった、東海地区最大級の無料アイドルフェスティバルです。約100組のアイドルグループが出演し、2日間で1万人を超える来場者が訪れる日本でも話題のイベントとなっています。会場はAichi Sky Expoで、屋外エリアを含む多様なステージや物販ブースなど、アイドルファンにはたまらない内容です。

来年の2025年には更なる盛況を目指し、すでに準備が進められています。参加や協賛を希望する企業や事務所は、RAD LIVE株式会社へと問い合わせを行うことが可能です。

今後の展望


OXYTRONは、これらのプロジェクト成果を基に、エンタメ業界におけるSRDの商用展開モデルを策定し、業界とのさらなる連携を図ることを計画しています。新たな推し活の形を模索し続けるOXYTRONの動向から目が離せません。


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