食の脱炭素化
2026-03-12 13:05:46

食事の脱炭素化を可視化したグルメプロジェクトの成功

食事の脱炭素化を可視化したグルメプロジェクトの成功



環境への配慮が求められる現代、食事の選択肢も大きく変わろうとしています。その中で、株式会社ツリーフルが運営する「ツリーフルツリーハウスサステイナブルリゾート」と植物性食品ブランドの「Grino」が連携し、日本初となる食事の脱炭素を可視化する取り組みを実施しました。466kgのGHG(温室効果ガス)を削減したこのプロジェクトは、観光業界におけるサステナブルな未来に向けた重要なステップです。

ヴィーガンタコライスソースの導入



この取り組みにおいて、Grinoはレンズ豆や赤いんげん豆、野菜出汁などを活用したヴィーガンタコライスソースを独自に開発し、その美味しさを追求しました。そして、実際の提供において322食を達成し、従来の食肉メニューに比べてGHG排出量を76%削減することに成功しました。これにより、1食あたりで1,387g-CO2eqの削減が実現したことが報告されています。

環境負荷の見える化



プロジェクトでは「MYエコものさし」というツールを用い、1食ごとの環境負荷を詳細に定量化。これにより、一般的なタコライスソースに比べて、Grinoのソースは432g-CO2eqと大幅な削減を実現しました。ツリーフルの理念である「カーボンネガティブ」を食事の面からも強力に支援する結果となりました。

インバウンド需要の取り込み



ヴィーガンやベジタリアンのインバウンド客は年々増えています。これに応じて、Grinoは調理済み冷凍食品を提供し、専門スキルを持たないスタッフでも簡単に提供できる体制を整えました。これにより、現地のスパイスを生かした本格的な味わいを楽しみながら、環境に配慮した持続可能なメニューを提供することが可能になりました。また、冷凍流通の利用はフードロスを減らし、運営コストを抑える側面でも助けになります。

効率的なオペレーションの実現



本プロジェクトの最大の魅力は、環境貢献だけでなく、オペレーションの効率化に成功した点です。導入した施設では、仕込み・調理時間を約80%短縮することができ、これにより収益性を向上させながら、環境負荷を抑えることができる新しいビジネスモデルが確立されました。

取締役からのコメント



株式会社ツリーフルの取締役CMO、CBOを務める菊川万葉氏は、「食事という日常的な体験においても環境に貢献できることを数値で実証できた。客からは美味しさと環境への貢献を実感でき、滞在体験の価値が深まった」と述べています。一方、Grinoの代表、細井優氏も「サステナブルな食事を提供することで、経済的チャンスを環境貢献に繋げていく」との思いを語っています。

結論



「ツリーフルツリーハウスサステイナブルリゾート」と「Grino」の共同プロジェクトは、美味しさと環境への配慮を両立させる新しい道を示しました。今後もこのような例が増えることで、観光業界全体において持続可能なシステムが普及し、さらなる環境保護と経済成長が実現されていくことが期待されます。


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