レゴが送る新たなメッセージ
2025年9月2日(火)、レゴジャパン株式会社が製作したショートフィルム「Never Stop Playing」が公開されます。本作は、遊びの重要性をテーマにしたグローバルなブランドキャンペーン「Rebuild the World 創造力が、世界を変える」の一環です。使用される映像やビジュアルは、東京・渋谷の交通広告を含む多岐にわたる媒体で展開される予定です。
トム・ホランドが語る遊びの本質
このショートフィルムに主演するのは、あのスパイダーマンでおなじみのトム・ホランド。彼は「Playmaker」として、クリエイティビティや好奇心を体現する存在です。トムの役割は単なる顔ではなく、遊び心を持ち続けることの重要性を全世代に伝えるメッセンジャーでもあります。
調査結果が示す遊びの現実
今回のキャンペーンは、レゴグループによる10か国での調査結果を元にしています。調査によれば、44%の子どもたちが「早く大人にならなければならない」とのプレッシャーを感じていることがわかりました。また、48%は「幼稚だ」と自覚し、特定の遊びをやめた経験を持っているそうです。このような現状を踏まえ、レゴは「遊びの重要性」を強調することで、子どもたちに自由に遊ぶことで得られる創造力を再認識させようとしています。
兄弟も出演する楽しい内容
ショートフィルムは、受賞歴を持つクリエイティブデュオLos Pérezが手がけており、AC/DCの「High Voltage」をBGMにしています。映像内ではトム・ホランドが、スター選手やクリエイター、さらには堅物の上司など、多彩なキャラクターに変身し、「遊びは常に選択肢である」というメッセージを多様な視点から表現します。
さらに、彼の実の兄弟であるサムとハリーも登場し、遊びが私たちをつなげる力を持つことを示します。レゴブロックを使ったユニークな道具やプロップが映像を彩り、想像力の世界を広げてくれます。
トム・ホランドのコメント
トム・ホランドは、「子どもの頃からレゴで遊ぶのが大好きでした」と語ります。彼にとって、このショートフィルムの撮影は過去の思い出を再現する特別な機会であり、遊びが年齢に関係なく重要であることを伝えられることに喜びを感じています。
「今回のキャンペーンを通じて、遊ぶことは自己表現の手段であり、いつまでも持ち続けるべきものだと伝えたい」と締めくくりました。
遊びの力を感じる機会
本キャンペーンは、遊びが持つ力を探求し、子どもから大人まで幅広い世代にメッセージを届けるものです。レゴグループのチーフ・プロダクト&マーケティング・オフィサーであるジュリア・ゴールディンは、遊びが自信を育み、局面を豊かにすると強調しています。遊びを通じて得られる経験が、人々を再び結びつける力を持つと信じているのです。
「Never Stop Playing」はただの映像ではなく、すべての世代が持つクリエイティビティを解放する呼びかけです。東京をはじめとした多くの地域で、この重要なメッセージが広がることを期待しています。