岡山大の海外研修
2025-03-11 01:07:21

岡山大学経済学部の学生によるカンボジア・ラオスの海外研修レポート

岡山大学経済学部の学生が行った海外研修報告



2025年2月16日から23日にかけて、岡山大学経済学部の学生12名がカンボジアとラオスで海外研修(ECBO:Economics Cross-Border studies)を実施しました。この研修は、教育・経済・社会の現状を理解し、課題解決のための取り組みを学ぶことを目的としています。

カンボジアでの交流と学び



研修の一環として、学生たちはカンボジアの王立プノンペン大学を訪れました。ここでは日本語を学ぶ現地の学生たちと交流を深め、プノンペンのセントラルマーケットを訪れる機会もありました。カンボジアはポル・ポト政権下の歴史に深い傷を持ち、小学校教育やインフラなど様々な分野で現在も課題が残っています。学生たちは、ローゼル・ストーンズ・クメール社の西口三千恵社長から、ビジネスを通じて社会課題に取り組む方法についての講義を受けました。

教育の重要性と社会的影響



また、シャンティ国際ボランティア会で「教育を受けられないことがもたらす影響」を学び、トゥールスレン虐殺博物館ではカンボジアが辿った苦難の歴史を目の当たりにしました。これらの経験を通じて、教育の重要性とその影響力を再認識しました。

ラオスでの体験



ラオスでは、ラオス国立大学を訪れ、ソーシャルビジネスに関するトレーニングを受けることができました。株式会社マージオンのワンマニ・チャンニャケム氏とヴィエンサワット・センヤーコン氏から、キャリア形成に関する講義を受け、復興に尽力する姿勢についても学びました。学生たちは、ラオスの同年代の学生たちとの交流を通じて、日本とラオスの文化や価値観について知見を広げる貴重な体験をしました。

研修を通じた学び



日本で受けてきた教育がどれほど恵まれた環境で成り立っているのかを痛感し、今後のキャリア形成について深く考えるきっかけとなったようです。「教育は国の基盤であり、決して当たり前ではない」という認識を持ち帰りました。

今後の展望



岡山大学経済学部は、今後も国際社会で活躍できる人材を育成するため、実践的な学びの機会を提供していく方針です。地域中核・特色ある研究大学として、岡山大学が目指す未来にご期待ください。

写真ギャラリー



ワットプノンにて参加者の集合写真

トゥールスレン虐殺博物館

ハッケオ学園の学生たちとの集合写真

ワットシーサケーオでガイドから説明を聞く学生たち

岡山大学経済学部の活動は、学生たちにとって貴重な学びの場となり、地域と世界を繋ぐ架け橋となることを期待しています。


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