内面研磨キャピラリー管
2026-04-15 08:57:53

内面研磨キャピラリー管、極小径で高精度な見通しを提供

日本金属が新たな「内面研磨キャピラリー管」の提供を開始



日本金属株式会社は、自社の研磨技術を駆使し、内径0.30mmクラスでの内面粗さを大幅に低減した「内面研磨キャピラリー管」のサンプル供給を始めました。これは、医療やバイオ分野を中心に分析機器の高性能化に応える重要な製品です。

開発背景



近年、分析機器の性能向上に伴い、より小径で表面が滑らかなキャピラリー管のニーズが急速に高まっています。日本金属はこれまで、内径0.50mmやRa0.5μm以下の高精度小径管を開発し、さまざまな分野から高い評価を得てきましたが、さらに進んだ技術を必要とされる中で独自の研磨技術を確立しました。

「内面研磨キャピラリー管」の特性



この新製品は、専門の精密加工技術を駆使し、以下の特長を実現しています。
  • - 内面平滑性:従来のRa0.5μm以下から、Ra0.2μm以下へと大幅な改善。
  • - 寸法精度:内径0.30mmから0.70mmの極小径で、内径公差±0.03mmを達成。
  • - 耐食性:オーステナイト系ステンレス鋼を使用しており、広範な用途での使用が可能です。

これらの特性から、「内面研磨キャピラリー管」は、特に高速液体クロマトグラフィーやガスクロマトグラフィーにおいて、分析性能を最大限に発揮することが期待されます。

今後の展望



日本金属は、2027年度中の量産化を目指して製造装置の開発を進めています。また、この製品は同社の第11次経営計画「NIPPON KINZOKU 2030」の一環であり、素材や部材に求められる性能を実現することを目指しています。

サンプル供給の詳細



サンプルの対象鋼種はオーステナイト系ステンレス鋼(SUS304、SUS316Lなど)で、外径は1/16インチ(φ1.59mm)、内径はφ0.30mmから0.70mmまで対応可能です。内面粗さはRa0.2μm以下となっており、すでにさまざまな応用が期待されています。さらに、特定の要求に応じた仕様についても柔軟に対応可能です。

結論



この新しい「内面研磨キャピラリー管」は、医療、バイオ、半導体、さらには高純度ガス供給など、多様な分野で活躍することが見込まれています。日本金属は、これからも新たな価値を社会に提供するべく、技術の向上と研究開発を進めていくとのことです。興味のある方は、ぜひお問い合わせをしてみてください。


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