灯台擬人化プロジェクト『燈の守り人』が関埼灯台の物語を公開

新コンテンツ『燈の守り人』第58弾、関埼灯台の魅力を発信

灯台の魅力と歴史を掘り下げた新たなプロジェクト『燈の守り人』が、5月30日にニコニコ生放送で関埼灯台編を初公開します。この作品の目玉は、声優・藤澤奨さんが演じる関埼灯台の擬人化キャラクターです。東京の株式会社ワールドエッグスが展開するこのプロジェクトは、灯台の文化的価値を再発見させることを目的としています。

関埼灯台とは？

関埼灯台は、大分県大分市の佐賀関半島の先端に位置し、100年以上の歴史を誇ります。航路の重要拠点として知られるこの灯台は、瀬戸内海と太平洋を結ぶ海路を見守っています。また、灯台と対岸にある佐田岬灯台とのつながりも深く、かつて関埼灯台で使用されていた初代レンズは今や佐田岬灯台で利用されていることでも有名です。

この灯台が照らす豊予海峡は、別名「速吸瀬戸」とも呼ばれ、多くの船乗りたちにとって航海の難所でした。灯台の近くには「関崎みらい海星館」という天文台があり、2代目のレンズが展示されているため、訪れる意義はさらに増します。

ボイスドラマ『幻想夜話』とその魅力

今回の新作ボイスドラマ『幻想夜話＃58 関埼灯台編』では、声優の藤澤奨さんが関埼灯台の守り人として登場し、服部想之介さんが演じるルポライター・長岡叶夜との掛け合いが楽しめます。このドラマは、灯台の歴史に潜む物語を新たな視点で描き出しています。

ニコニコ生放送のバーチャルイベント「燈夜会」では、視聴者とリアルタイムで交流しながらこの作品を楽しむことができ、次のステップとしてYouTubeプレミア公開も予定されています。

- ニコニコ生放送: 5月30日(金) 22:00～
- YouTubeプレミア公開: 5月30日(金) 23:00～

この新しい試みは、灯台をただの地名や観光地としてではなく、文化的エピソードや人々の物語が絡む存在として捉え直す重要な役割を担っています。

今後の展望と灯台ファンの期待

『燈の守り人』プロジェクトは、全国の灯台を擬人化し、それぞれが持つ魅力や物語を広めています。2025年度には、日本各地の灯台をテーマにしたボイスドラマや4コマ漫画なども展開予定で、さらに多くの人に灯台の魅力を伝えることを目指しています。

公式サイトやSNSも活用し、灯台ファンや新たな興味を持つ人々へのアプローチが進んでいます。灯台に秘められた歴史的背景を知り、ボイスドラマやキャラクターの世界にのめり込むことで、ファンになりやすいのも特徴の一つです。