AIを活用した次世代ビジネスイベントの創出へ「GP Lab」が始動
株式会社グローバルプロデュースが、2026年4月に新たに「GP Lab」を発足させることが発表されました。この組織は、ビジネスイベント領域におけるAIの活用を研究し、実践することを目的としています。特に海外では既にAIを用いたイベント運営が進行していますが、日本ではまだその導入段階にあるため、同社はこの分野で先駆的な役割を果たすべく取り組みを開始します。
背景:海外の先進事例に学ぶ
2025年に発表された報告書によると、海外ではすでにイベント業界においてAIの活用が実運用に移行しており、いくつかの具体的な成功事例があります。たとえば、イベントプラットフォーム「Bizzabo」では、参加者のデータをもとにAIが最適なセッションや人とのマッチングを行っています。また、韓国で開催された「Jeju AI International Film Festival」では、AIアナウンサーと人間が共同で司会を行うという先端的な試みも挙げられます。これらの実績をふまえ、日本においてもAIの可能性を広げていく必要があるでしょう。
GP Labの役割
「GP Lab」の発足により、グローバルプロデュースは社内外の知見を集め、研究会や勉強会を定期的に開催。その中で、AIを活用した新たなイベントプロデュース手法の開発を目指します。具体的には、業務特化型AIプラットフォーム「GP EARTH」の構築や、社内開発のAIアプリケーションによるクリエイティブプロセスの強化も視野に入れています。
主な取り組み
1.
社内AI勉強会の開催: イベントプロデューサーやクリエイティブディレクター向けに、生成AIを使った企画立案や映像制作のスキル習得を促進。
2.
GP EARTHの構築: 過去のデータを基にしたプログラム提案や情報共有のプロセス構築を進め、業界に特化したAIの開発を行います。
3.
イベントコンセプト生成アプリ: 独自開発のAIアプリを使用して、イベントのコンセプトや空間イメージを生成する新しい試みも行われています。
4.
表参道放課後倶楽部との連携: 業界内でのナレッジシェアリングを促進するため、イベント関係者が集まるコミュニティと協働しています。
今後の展望
グローバルプロデュースは、BtoBイベントや特化型ブランド「DRAGON EVENTS」を通じて、AIの積極活用を目指しています。議論のポイントとなるのは、まず内面的なAI(コンシェルジュやマッチング)から導入し、その後フィジカルなAI(AI司会者、デジタルヒューマン)へと拡張することです。
グローバルプロデュースの代表、光畑真樹は「日本のイベント業界は今が取り組みのチャンス」であると語り、AIとの共創による新しい価値の創出を目指すと強調しています。
新たに始動する「GP Lab」とその取り組みは、イベント業界の未来を大きく変える可能性を秘めており、私たちもその成果に注目していきたいところです。