企業信頼と不安
2026-01-23 13:48:27

データ・プライバシーの日が教える企業信頼の実態とユーザーの不安

データ・プライバシーの日が示す個人情報保護の現実



毎年1月28日は「データ・プライバシーの日」。この日は、個人のプライバシーとデータの保護に関する意識を高めるための国際的な取り組みが行われています。昨今のデジタルサービスの普及により、多くの人がオンラインストアやサブスクリプションサービスに個人情報を提供する一方、情報漏えいの懸念も広がっています。

NSSスマートコンサルティング株式会社は、20〜60代の男女を対象に、個人情報に対する不安と企業の信頼性に関する調査を実施しました。531人の調査では、実に約7割が個人情報の登録に対して不安を感じているという結果が出ました。特に、クレジットカード情報や銀行口座情報の不安が強く、それに対する警戒心が強いことがわかりました。

プライバシーポリシーの確認実態



個人情報を提供する際には、プライバシーポリシーや個人情報の取り扱いに関する説明を確認することが重要です。しかし、調査では、回答者の約4割がプライバシーポリシーをほとんど確認していないことが明らかになりました。その理由は、長文の内容が面倒であることや、早くサービスを利用したいという気持ちが影響しているようです。

約半数は重要な部分のみを確認し、しっかりと確認しているのはわずか8.8%という実態。これは、自分の情報がどのように使用されるかを把握せずに同意してしまうリスクを示しています。

信頼できる企業の特徴



とはいえ、ユーザーはどのようにして企業の信頼性を判断しているのでしょうか。調査結果によると、企業の知名度や上場企業であることが信頼性の判断材料として多く挙げられています。特に、56.2%の人が「企業・ブランドの知名度が高い」と答え、ブランド力の強さが信頼に寄与していることが示されました。

一方、運営会社の情報や問い合わせ先がわかりにくいと不安を感じる傾向があり、透明性が求められています。企業の公式サイトの情報量も信頼感を左右するポイントになるでしょう。「誰が運営しているのか」と「何かあった際に連絡できるのか」といった情報が明確であることが、企業の信頼性を高めることに繋がります。

個人情報漏えいへの不安と行動



もし、個人情報を登録している企業で漏えいが発生した場合、多くの人が強い不安を感じると答えています。約9割が「とても不安」「やや不安」と、その危機感が強調されました。実際、18.2%の人は「すぐに退会する」と答え、企業への信頼が一瞬で崩れ去ることが少なくありません。

ユーザーが企業に求める取り組みには、「情報漏えい時の迅速な対応」が最も挙げられ、66.1%が重要視しています。また、定期的にセキュリティ対策を公表したり、個人情報管理体制を明確に説明したりすることも求められています。

まとめ:企業が克服すべき課題



今回の調査から見えてきたのは、個人情報の提供に対してユーザーが強い不安を抱えているにもかかわらず、プライバシーポリシーを確認しない方が多いという矛盾した現実です。正常性バイアスが影響し、リスクを他人事と捉えがちですが、企業はこの不安を解消するための取り組みを強化する必要があります。

特に、透明性や情報管理体制の信頼性を「可視化」することが、今後の企業に求められる重要な課題となるでしょう。ユーザーが安心して情報を預けられる環境を整えるために、企業はセキュリティ体制を見直し、第三者認証の取得も検討すべきです。


情報セキュリティ体制の強化を



NSSスマートコンサルティング株式会社は、ISOの新規取得や運用に関するサポートを提供しています。情報セキュリティ体制を強化し、顧客の安心感を提供するためには、第三者による認証が一つの強力な手段です。企業の信頼性を客観的に証明し、安心感を提供するための第一歩を踏み出すことが大切です。


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