名古屋舞台の新作
2025-12-22 11:27:27

名古屋発の舞台『贋作 義経千本桜』新たな挑戦と期待の融合!

新たな試みに挑む30-DELUX NAGOYAの舞台



名古屋を拠点にする劇団、30-DELUX NAGOYAが上演した舞台『贋作 義経千本桜』。2020年の旗揚げ以来、「名古屋にアクションエンターテインメントを!」というテーマのもと、現代的な視点で伝説の物語に新たな息吹を吹き込んだ本作が、12月18日から21日まで中川文化小劇場で演じられました。全6公演という盛況の中、作品は無事に幕を閉じました。

この舞台は「贋作」というタイトルが示す通り、既存の作品を違った角度から再考する姿勢が評価されており、多くの観客の心をつかんだといえます。演出を手掛けた斎藤美七海は、30-DELUXの作品に数多く関わってきた実力派。彼女は殺陣やアクションを中心に据えながら、登場人物の内面的な葛藤や選択を巧みに描き出し、現代社会に生きる観客に強く訴えかけました。

魅力溢れる若手キャストたち



本作では、カラフルダイヤモンドの設楽賢が主役の源九郎判官義経を演じ、初主演として新しい義経像に挑戦。設楽は若さと真摯さを活かし、役の内面的な揺れや成長を的確に表現し、感情豊かな舞台を織り成しました。

弁慶役には同じくカラフルダイヤモンドの内海太一が起用され、力強い演技が印象的です。恋人役の静御前には元SKE48の岡本彩夏が、いがみの権太役にはカラフルダイヤモンドの関優樹が選ばれるなど、地元名古屋の若手演者たちが集結し、舞台の熱量を高めました。特に、キャスト全員のエネルギーが舞台上に溢れ、観客を玖にし続けました。

お得意の一夜限りのスペシャル公演



特に印象深かったのは、12月20日(土)18:00に行われたスペシャル公演です。この公演では、30-DELUX NAGOYAのメンバーが物語の中心に立ち、池谷優奈が静香御前役、眞野颯が佐藤忠信役を演じ、観客に新たな感動を提供しました。この日の舞台は特別な一夜となり、30-DELUX NAGOYAの存在感をさらに際立たせることとなりました。

上演を通じて得た貴重な体験



多くのコメントが寄せられたキャストたち。義経役の設楽は、「役作りにのめり込むことで、毎回異なる感情を出せることが新鮮だった」と振り返ります。弁慶を演じた内海は「仲間とともに全力で舞えたことが誇り」と語りました。静御前役の岡本は、初ヒロインに挑んだことの重圧を語りつつ、見事に役を演じ切った達成感を語ります。さらに、初めての出演となった関優樹は、これまで観ていた作品で演じることができた喜びを表現しました。また、平維盛役のJは、振り付けや音楽でも貢献できたことが大きな経験になったと述べています。

名古屋のエンターテインメントの未来



30-DELUX NAGOYAは、地元での活動の中で若手の育成を大切にし、名古屋のエンターテインメントを次世代へとつなげることを目指しています。公演を終えた清水は、5周年を迎える中で多くの挑戦を通じて、名古屋のエンタメがさらに盛り上がっていくことへの期待感を表しました。

これからも30-DELUX NAGOYAが織りなす新たな舞台作品に目が離せません。情熱溢れる若手キャストたちが、次なる名古屋の舞台を彩る日を楽しみにしています。彼らの飛躍と共に、名古屋発のエンターテインメントがさらに発展することを願っています。


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