京都南座に登場したなだ万初のとんかつ専門店の魅力

京の文化と共に味わう、なだ万のとんかつ

3月11日、伝統ある京都・南座に、なだ万初のとんかつ専門店「京都南座なだ万とんかつ」がリニューアルオープンしました。美しい劇場の雰囲気の中、極上のとんかつを楽しむことができる新たな場所として、地元の人々や観光客に愛されることを目指しています。

なだ万のこだわりが詰まったとんかつ

創業195年の老舗、日本料理の名店「なだ万」が誇るその技術を駆使し、様々な試行錯誤を経て完成したとんかつメニュー。国産の銘柄豚を使用し、新鮮な食材とこだわりの製法で、極上のとんかつが提供されます。

ここで使われる油は「太白胡麻油」。この特性ある油が、さっぱりとした味わいと香ばしい風味を引き立ててくれます。また、衣には強力粉と卵黄液を使用することで、肉汁をしっかりと閉じ込め、お皿に運ばれた瞬間からサクサクした食感を楽しめるよう工夫されています。

メニューには、醤油を隠し味にした「中濃ソース」をはじめ、京都ならではの「西京柚子味噌ソース」や、洋からし、塩といった多様な味付けが用意されており、食べ方にバリエーションが広がります。特に、ふわとろに仕上げた「玉子餡かけ」は、かつやご飯にぴったりの絶品です。

魅力あふれるメニュー

店のメインメニューは、特に人気の「国産銘柄豚相盛り膳『二重奏』」。かつての懐石料理のエッセンスを感じさせる盛付けで、ロースかつとヒレかつの両方を一度に楽しむことができます。その他、ロースかつやヒレかつなど、それぞれの魅力が引き立つ定食や一品料理も豊富です。特に海老フライや帆立フライは、外はサクサク、中はジューシーな美味しさで評判です。

伝統と非日常の融合を体感

この新店舗は、老舗の南座内という特別な環境に位置しています。南座は日本最古の劇場として400年以上の歴史を持ち、歌舞伎や多彩な公演が行われる場所として、格式高い雰囲気が漂っています。

店内の装飾は、「義経千本桜」を題材にしたものが施され、非日常的な雰囲気を名劇場の中で堪能できます。観劇の合間や、観光の際の食事として利用するのもおすすめです。