訪日外国人向け体験を新たに創出するテーブルクロスとこんにちハローの提携
訪日外国人向けのグルメ・体験予約プラットフォーム「byFood.com」を運営する株式会社テーブルクロスは、株式会社こんにちハローと資本業務提携を結びました。テーブルクロスは、渋谷区に本社を置き、グローバルなメディアリーチを誇っています。一方、こんにちハローは東京都中央区に本社を構え、AIを活用した動画翻訳サービス「こんにちHELLO」を展開している企業です。今回の提携により、これまで以上に多言語での情報発信を進め、訪日外国人に向けた新しい体験を提供することを目指しています。
提携の背景と目的
テーブルクロスが運営する「byFood.com」は、月間およそ40万人の訪問者を記録し、特にインバウンドのお客様に向けて本格的な食体験を紹介するサイトです。このサイトは、1,000万を超えるメディアリーチを持ち、主に英語に特化した情報発信を行ってきました。しかし、今後はこんにちハローとの提携によって、多言語対応を強化し、訪日外国人へのアプローチをさらに広げる予定です。
こんにちハローが提供する「こんにちHELLO」は、AIを駆使した動画翻訳サービスで、従来の翻訳手法に比べて迅速かつ効率的な情報提供を可能にします。この提携によって、byFood.comの豊富なコンテンツを多言語に対応させることで、訪日外国人に対する情報発信の更なる強化が期待されています。
多言語プロモーション企画「GO GO JAPAN」の共同展開
提携の第一歩として、両社は「GO GO JAPAN」と名付けられた多言語プロモーション企画を共同でスタートさせます。この企画では、インタビューの実施を始め、動画制作や英語・中国語への翻訳、さらに公式サイトへの掲載までの一連のプロセスを一手に提供します。主に訪日旅行者の認知を広げ、情報発信を強化するためのものです。
このプロモーションの対象は、訪日前・訪日中・帰国後の外国人旅行者であり、英語と中国語に対応したインタビュー記事や動画翻訳が含まれます。費用は55万円(税別)となっています。
詳細は
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今後の展望
今後、テーブルクロスとこんにちハローは再び連携し、byFood.comのさらなる多言語化を進めると共に、YouTubeやSNSを活用した共同プロモーションに力を入れていく予定です。訪日前の情報提供から実際の体験に至るまで、継続的な顧客導線を確立することが目標です。
この取り組みを通じて、両社は観光業界にテクノロジーを融合させ、越境ECや体験予約サービスなど多様な展開を行うことで、新しい顧客接点の創出を目指します。
代表のコメント
株式会社こんにちハローの代表取締役CEO、早見 星吾氏は、「この提携により、訪日前から外国人旅行者との接点を築く新たなメディアを共同で開発できる」と話しています。さらに、「byFoodの強化されたコンテンツ多言語化が、旅行者の行動促進に繋がることを期待しています」と述べています。
一方、テーブルクロスの代表取締役CEO、城宝 薫氏は、「日本の食文化を言語の壁を越えて世界中の旅人に届けていく」と意気込みを語っています。文化の魅力を伝える場として、訪日観光のさまざまなシーンで「伝わる」仕掛けを共有し、新しい観光メディアの形を考えているとのことです。
会社概要
所在地:東京都中央区築地三丁目2番10-1106号
代表者:代表取締役CEO 早見 星吾
創業:2024年3月
事業内容:生成AIと人を活用した動画翻訳サポート業
資本金:10,000,000円
URL:
こんにちハロー
所在地:東京都渋谷区千駄ヶ谷5-27-5 リンクスクエア新宿 16F
代表者:代表取締役CEO 城宝 薫
創業:2014年6月
事業内容:インバウンド向けグルメプラットフォーム「byFood.com」の運営
資本金:364,140,150円(資本準備金含む)
URL:
テーブルクロス
「byFood」は、訪日外国人に日本各地の食文化と本格的な食体験を提供するプラットフォームです。全行程を“食”で支えるサービスであり、1予約・1注文につき、開発途上国の子どもたちに給食が届けられる「Food for Happiness」プログラムも展開しています。彼らは「食を通じて日本と世界をつなぐ」というミッションに基づき、地方の魅力を発信し、持続可能な観光の実現を目指しています。
詳細は、
byFoodのサービスサイトや、
YouTubeチャンネルをご覧ください。