2028年4月、東京都立大学に新たな風が吹き込むことになります。文理の枠を超えた教育を英語で提供する「共創学部(Faculty of Global Innovation and Development)」の開設が決定しました。この新学部の設立は、国際社会で活躍できる人材を育成するための大きな一歩です。都立大学は1949年に設立され、長い歴史を持つ教育機関です。今回の学部開設は、「2050東京戦略」の一環として、都市の高度な機能と豊かな自然環境を生かした教育・研究に新たな方向性を与えることになります。
新学部の概要と目的
新学部の設立にあたって、大学は幅広い学問領域の知識を活用し、持続可能な都市や地球規模の課題に取り組むソーシャルイノベーション人材の育成を目指します。共創学部では、学生たちが学ぶ過程で異なる視点や価値観に触れ、グローバルな情報を理解し、解決策を考え出す力を養うことが期待されています。
学部の特徴
「共創学部」の主な特徴には次のような点が挙げられます:
1.
多様なバックグラウンドを持つ学生同士の交流:異なる国や地域からの学生が互いに切磋琢磨できる環境が整えられています。これにより、異文化理解が深まると同時に、国際的な視野を持つ人材が育成されるでしょう。
2.
教授言語は英語:全ての授業が英語で行われ、国際的な教育課程にアクセスすることができます。また、文理を問わないカリキュラムが新設されており、広範な学問に触れることが可能です。
3.
専門的な分野へのアプローチ:地域社会、国際政治、開発経済、都市科学、生態保全等の専門分野に基づき、深い洞察をもたらす学びが構築されます。
4.
リベラルアーツ教育:哲学や倫理学、歴史観などの教養科目が提供され、視野を広げることができます。
5.
海外留学制度:日本人学生は1年間の海外留学が義務付けられており、国際経験を通じた学びも重視されています。
学生に求める資質
新たな学部では、以下のような資質を持つ学生の募集を行います:
- - 地球規模の問題解決に意欲的であること。
- - 英語を用いた高度な学びに挑戦したいという希望を持つこと。
- - 異文化理解を受け入れ、多様な価値観を尊重できること。
- - 総合的な視点で問題解決に取り組むことができる人材。
- - 国際的な視点を持ち、グローバルな課題に適応できる能力を持つこと。
選抜方法
入試においては、一般選抜と多様な選抜が行われます。また、留学生向けの選抜はオンラインで実施されます。外部の英語検定試験のスコアも求められ、学力を厳しく評価されるでしょう。
経済支援制度
国際的な経験を積むために、留学する学生向けに経済的な支援制度も設けられています。このようなサポートは、学生が安心して学びに専念できる環境を提供することを目指しています。
東京都立大学の「共創学部」は、まさに未来を見据えた学びの場としての役割を果たしていくことでしょう。その設立により、さらに多くの学生がグローバルな視点と活力を得ることが期待されます。東京で新たな学びの形が誕生することに、今後の展開に大いに期待が寄せられています。