エクスペリサスが描く、山形の高付加価値旅行の未来
東京都渋谷区に本社を構えるエクスペリサス株式会社は、「100年先へ、文化が受け継がれる『仕組み』を創る。」というビジョンのもと、訪日富裕層を対象に高付加価値な旅行体験を提供する取り組みを進めています。最近、同社はJR東日本から「インバウンド富裕層向け高付加価値体験に関する業務」を受託し、山形県における観光コンテンツの開発を行っています。
富裕層向けの旅の新たな価値
JR東日本が戦略的に推進する高付加価値旅行のテーマのもと、山形エリアが選ばれました。観光庁からも高付加価値モデル観光地として認定され、ミシュラン・グリーンガイド三つ星の羽黒山や、地域独自の伝統工芸品「天童将棋駒」、さらには地元の食材を生かしたローカル・ガストロノミーが注目されています。このような地域特有の資源を活用しながら、欧米富裕層をターゲットとした新たな観光体験が構築されています。
独自のコンテンツ開発
エクスペリサスは、日本独自の観光資源、希少性、高い品質基準という3つの軸に基づき、特別な旅行コンテンツを開発しています。具体的には、以下のような体験が提供されます。
1. 羽黒山での特別プログラム
霊山・羽黒山において、山伏による特別な案内で自らと向き合う贅沢な一日。心を整える聖域で、心の静けさを味わうことができます。
2. 天童将棋駒職人との貴重な体験
国の伝統工芸品に指定されている「天童将棋駒」の製造現場で職人の技術を直接学ぶ特別工房体験を通じて、日本の美と知識の深さを感じることができます。
3. オーベルジュOSTERIA SINCERITÀ
山形の地元食材を活用したコース料理を楽しめる、ミシュランガイドでも評価されたオーベルジュ。「米沢牛」を中心とした美食体験を提供し、癒しの温泉も楽しむことができます。
グローバルな販路整備
エクスペリサスは、開発したコンテンツを国内外の富裕層旅行会社に販売するため、海外事業本部の営業チームを活用しています。実際に顧客の視点からのフィードバックを受けながら、テストマーケティングを行い、商品の最終調整を進めています。大規模なネットワークを活かし、6万社以上の富裕層向け旅行会社と協力して、製品を世界に展開する体制を整えています。
地域経済への持続的な還元
エクスペリサスの取り組みは、富裕層に特化した観光サービスを通じて、地域経済を活性化させることを目的としています。訪日1回あたり100万円以上を消費する富裕層旅行者は、全体の約2%ですが、その消費額は全体の19%を占めており、地域の観光業において大きな意味を持ちます。
同社は、質の高いサービスを提供することで、少数であっても大きな消費を生む富裕層旅行者をターゲットとしており、地域経済に持続的な利益をもたらすことを目指しています。
今後の展望
エクスペリサスは今後も、日本の隠れた魅力を世界に発信するプロジェクトを積極的に展開する計画を持っています。今回の取り組みを通じて、地方創生に向けた持続可能な観光の確立を目指し、次世代への文化の継承を図ります。
豊かな歴史と文化を持つ山形の魅力に触れる高付加価値な体験を通じて、皆さんもぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。