三菱鉛筆が行ったユニークな入社式
2026年4月1日、東京・品川区の三菱鉛筆本社で恒例の『鉛筆けずり入社式』が行われました。この特別な行事は、2008年に始まったもので、今回で19回目を迎えます。インスピレーションの根源は、1958年に誕生した国産鉛筆「uni」の50周年を祝うためのもので、新入社員たちに筆記具への愛着を深めてもらうことを目指しています。
今回の入社式の流れ
新入社員は、まず「2026.4.1 Welcome to Mitsubishi Pencil」と名入れされた鉛筆を1ダース受け取りました。その後、実際に小刀を使って鉛筆を削るという体験が行われました。初めて小刀に触れる新入社員も多かったため、先輩の指導のもと、慎重に作業が進められました。緊張しながらも少しずつコツをつかんでいく様子が微笑ましく、楽しさを感じながら夢中で鉛筆をけずる姿が印象的でした。
その後、特別企画として「OIMACHI TRACKS」との連携イベントが行われました。この日は、TRACKS PARKでの風景デッサン体験が用意されていました。天候の影響もあり、まずは自分の思う景色を写真で収め、再び本社に戻って自分の手でけずった鉛筆を使ってデッサンを描きました。DessinLABOの専門講師からのレクチャーを受けながら、表現することの楽しさを存分に実感し、自らのクリエイティブな能力を引き出す貴重な時間となりました。
社長のメッセージ
三菱鉛筆の社長、数原滋彦氏は、あいさつの中で「鉛筆は削らないと書けない」と述べ、自己研鑽の重要性に触れました。「この入社式を通じて、自分を磨いていく第一歩を踏み出してほしい」と、新入社員への期待を込めた言葉が印象に残ります。
新入社員たちの感想
参加した新入社員たちは、自ら鉛筆を削ることで得た思い出を振り返り、貴重な体験であったと語っています。「改めて鉛筆を自分の手でけずり、デッサンを行うことで多くのことに気づきました」という新入社員の姿勢は、彼らが今後の仕事に対しても真剣に向き合っていく意義を感じさせました。また、過去の思い出と重ね合わせて初心を思い出し、励みになったとの声もありました。
先輩社員の励まし
入社式を経て新入社員たちは、先輩社員からも励ましのメッセージを受け取りました。先輩たちは自身の経験を共有し、不安や疑問を一人で抱え込まずに周囲とコミュニケーションを取ることの大切さを強調しました。また、若手でも裁量の大きい仕事が任されている環境で、自分らしく仕事に向き合うことが成功につながるとアドバイスしました。
結論
三菱鉛筆の『鉛筆けずり入社式』は、新入社員にとって自分を見つめ直し、自己成長を促す素晴らしい機会となりました。彼らがこの貴重な経験を胸に、未来の三菱鉛筆を支えるクリエイターとして成長していくことを期待しましょう。