マンション管理員の健康
2026-05-08 11:58:21

筑波大学と大和ライフネクストが開発したマンション管理員向け健康増進プログラム

健康増進プログラムの開発



筑波大学と大和ライフネクスト株式会社が共同で、新しい健康増進プログラムを開発しました。このプログラムは、マンション管理員の健康を維持し、けがを予防することを目的としています。2026年4月から実施が開始されるこのプログラムは、大和ライフネクストに所属する約2,400名のマンション管理員を対象にしています。

1. プログラムの背景と目的



マンション管理業務は体力的な負担が大きく、日々の作業には巡回や点検などが含まれます。そのため、健康を維持しながら働き続けるための環境作りが求められています。近年、社会全体で高齢化が進む中、年齢に関係なく安全に働ける仕組みが必要とされています。大和ライフネクストは、健康経営優良法人として従業員の健康支援に力を入れており、今回のプログラムはこれまでの調査と筑波大学の研究成果に基づいて設計されました。

2. プログラムの設計



プログラムの構築には、約2,400名のマンション管理員の意識調査と1,700名の健康診断データを活用しました。主要な目的は以下の3つです:

  • - 柔軟性向上とけが予防のためのストレッチ
  • - 筋力向上のための筋力トレーニング
  • - バランス能力向上を目指した有酸素運動

これらの要素を取り入れることで、日常業務に必要な体力を高めることが期待されています。

3. テスト運用の実施



2024年11月から2025年1月にかけて、テスト運用が行われ、その結果が分析されました。特に、60歳以上のマンション管理員のうち、実施前後で体力テストデータが揃った6名を対象に、統計的な評価が行われました。テスト運用の結果、歩行能力や脚筋力において改善が見られ、転倒リスクの低減に寄与することが示唆されています。

4. あなたにもできる日常的な健康業務



このプログラムは、無理のない範囲で取り組めるように設計されており、1日あたり約12分の時間をかけて実施できる内容です。勤務前や休憩時間などに簡単に取り入れることができるため、日常生活の中で健康維持を促進する効果があります。体力低下への意識を高め、健康的な生活を送るための支援をしています。

5. コメントと今後の展望



このプログラムを利用した69歳の男性管理員は、ストレッチを取り入れたことで自らの健康感が向上したことを実感し、仕事に対する活力が増したとコメントしています。また、筑波大学の田邉准教授は「高齢期においても健康を保ちながら働き続けることは、社会的な価値があり、重要な要素だ」と強調しています。

今後、大和ライフネクストはこのプログラムの効果を追跡・分析し、さらなる健康支援策を検討していく予定です。これにより、マンション管理員の健康維持と、より安全な業務環境の構築を目指します。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

関連リンク

サードペディア百科事典: 筑波大学 next 大和ライフネク

トピックス(その他)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。