次世代セキュリティの進化
株式会社セキュアヴェイルの子会社である株式会社LogStareが、次世代のマネージド・セキュリティ・プラットフォームとして注目を集めています。LogStareは、最新のテクノロジーを駆使し、ITセキュリティの強化に寄与するソリューションとして、コンテンツクラウド「Box」エコシステムソリューションに認定されました。この認定により、LogStareの持つ各種セキュリティ機能がより多くの企業に活用されることが期待されています。
LogStareとは?
LogStareは、ネットワーク監視、ログ管理、AIによる予測分析を統合した純国産のセキュリティ運用プラットフォームです。その最大の特長は、企業が利用するクラウドやオンプレミスのITシステムのログを集約し、可視化することで、運用業務を大幅に効率化できる点です。具体的には、昨年9月からはBoxのイベントログを分析し、不正アクセスやオペレーションミスを早期に発見するためのログ分析テンプレートを提供しています。
Boxとの連携による新たな可能性
LogStareがBoxと連携することで、ITセキュリティとガバナンスの向上が期待されます。Boxのエコシステムソリューションへの登録により、Boxへの不正アクセスの検出や誤ったファイル公開設定による情報漏洩の防止が実現しました。また、Boxのイベントログを自動的に収集し、ユーザーの手間を省く機能も提供されており、安全な環境の確保が可能となっています。
クラウド環境におけるセキュリティの課題
最近、多くの企業がBoxやMicrosoft 365などのパブリッククラウドサービスを導入し、それに伴って利便性は向上しています。しかし、マルチクラウド化により管理ツールのサイロ化や運用業務の煩雑化が生じる課題も浮上しています。LogStareはこれらの課題に対処するべく、様々なクラウドサービスのセキュリティを強化するためのログ分析機能の開発を継続しています。
社会貢献へ向けて
同社はセキュリティ人材不足の問題など、社会的な課題にも貢献することを目指しています。LogStareは、国内のサイバーセキュリティ水準を高めるための取り組みとして、引き続き技術革新を進め、より多くの企業が安心してクラウドサービスを利用できる環境の整備に力を入れる方針です。
まとめ
LogStareがBoxとの連携を強化することで、ITセキュリティ分野において大きな進展が期待されます。国産のセキュリティ運用プラットフォームを背景に、さらなる技術力の向上と社会的な貢献を進めていくLogStareに今後も注目が集まります。