TALIESIN® HOMAGE - archaeological lampの誕生
株式会社YAMAGIWAが発表した新商品「TALIESIN® HOMAGE – archaeological lamp」は、著名な建築家 田根剛氏とのコラボレーションによって生まれました。田根氏は、日本を拠点に活動する建築家であり、フランス・パリにも拠点を持ち、世界各地でプロジェクトを手がけています。本作は、フランク・ロイド・ライトの「TALIESIN®2」照明を基にしたオマージュコレクションの一環として、古代の文明にインスパイアを受けています。
ライトがマヤ遺跡から受けた影響が、どのように現代のデザインに落とし込まれたのか、非常に興味深い点です。この照明器具は、古代遺跡を思わせる構造を持つブロックを垂直に積み上げ、まるで遺跡そのもののような姿を作り出しています。
デザインの理念
田根剛氏は「現代的でありながら古代の光を表現したい」という強い思いを持ち、このプロジェクトに取り組みました。彼は、フランク・ロイド・ライトのデザインに重ね合わせ、ブロックの一体成形を通じてLED照明や構造機能を融合させたのです。その結果、この照明は光と影の戯れを生み出し、古代と現代が一つに結びつく空間を演出します。
繊細なモルタル製シェード
さらに、照明のシェード部分には、テキスタイル・ブロックから着想を得たモルタル製のデザインが採用されています。このシェードは、シリコン製型枠を使用した振動成形によって高精度に作られ、サンドブラスト加工により非常にナチュラルな質感を実現しました。こうした技術によって、照明は視覚的にも触覚的にも満足のいく製品に仕上がっています。
商品詳細
- - 製品名: TALIESIN®HOMAGE – archaeological lamp
- - 本体価格: 990,000円(税込)
- - シェード価格: 1,430,000円(税込)
- - 合計価格: 2,420,000円(税込、受注品)
- - サイズ: H2044 ×W414 × D414mm
- - 質量: 51.2kg
- - LED内蔵: 0.6W×10
- - 消費電力: 6.6W
- - 仕上げ: ステンレス塗装仕上げのモルタル
この新商品は、建築家と照明メーカーの真摯な共同作業を通じて生まれたクリエイティブな結果であり、古代の美と現代の機能性を併せ持った照明器具として、多くの人々に新たなインスピレーションを与えることでしょう。
YAMAGIWAについて
株式会社YAMAGIWAは1923年に設立され、日本の照明業界におけるパイオニアとして、常に新たな技術やデザインを追求し続けています。彼らのタグライン「The Art of Lighting」が示す通り、光を通じて美しい情緒的価値を提案しているのです。公式ウェブサイトでは、最新の商品情報などが掲載されていますので、ぜひ訪れてみてください。