医療通訳サービスを通じた母子保健の重要性
2025年3月26日(水)、オンラインで「医療通訳サービスを活用した母子保健活動」をテーマにしたイベントが開催されます。本イベントでは、地域での外国人母子支援に関する情報を深める機会として、経験豊富な保健師や支援スタッフがコメントします。
日本における母子保健の現状と課題
日本における母子保健は、その質の高さが世界的にも評価されていますが、特に外国籍の母子にとっては、大きな障壁が存在します。言語の壁や文化の違いにより、適切な支援や情報が得られない状況が続いています。特に、妊娠や出産に伴う重要な医療サービスへのアクセスが難しくなっています。
このような状況を解消するため、近年注目を集めているのが「医療通訳サービス」です。このサービスは、外国人母子が医療機関で受ける支援を円滑にするもので、地域に根ざした医療通訳者の存在がますます重要視されています。
オンラインイベントの内容
今回のオンラインイベントでは、2名の保健師がスピーカーとして登壇し、彼らが実際に取り組んでいる活動や、それを通じて得た知見をシェアします。さらに、モデレーターである山本裕子氏がこのイベントを進行し、参加者とのインタラクションを重視した内容となっています。
開催日時は2025年3月26日(水)18:30から20:00まで。参加はオンラインで行われ、事前に申し込みが必要です。詳しい情報は、後日届くウェビナー案内をご確認ください。
シェアの活動と社会的意義
このイベントは、認定NPO法人シェアが主催しており、1983年に設立された取組の一環です。彼らは、すべての人々が健康に、生きることができる社会を目指し、草の根活動を続けてきました。特に、日本国内での外国人支援活動には積極的に取り組んでおり、医療通訳の要請も年々増加しています。
おわりに
このようなイベントを通じて、地域の保健医療福祉従事者が持つ知識や経験を共有し、外国人母子に対する支援がより充実することで、日本全体の母子保健に対する理解が深まることを期待しています。今後も、地域コミュニティの皆さまと共に、切れ目のない支援体制が築かれることを願います。
興味がある方は、ぜひご参加いただき、共に考える時間を持ちましょう。