新型3DプリンターRMS220発表会が開催
日本3Dプリンター株式会社は、Raise3Dの新製品粉末焼結方式3Dプリンター「RMS220」を発表します。この新たな機器は、製造業や教育機関向けに設計された高精度で高効率な3Dプリンターです。発表会は2025年9月11日(木)に東京・品川で行われ、同日から受注も開始されます。
RMS220の特長
RMS220は、小型のボディにもかかわらず、220×220×300ミリという大きなビルドエリアを持っています。この特性により、交換可能なビルドカートシステムを利用することで、生産の継続性が高まり、材料交換もスムーズに行えます。このような設計により、最短45分で材料を交換可能で、ダウンタイムを最小限に抑えることができるのです。
また、75Wの高出力レーザーと、高速なスキャンシステムを搭載しており、これにより大型パーツの造形とリードタイムの短縮を実現しています。特に、少量のバッチ生産から中・大型部品の設計や開発に対応するための柔軟さを持っており、多様なユーザーのニーズに応えます。
高精度なレーザーシステム
RMS220は、デジタル製造のニーズに応えるために、75W・1064nmの高出力レーザーを活用し、最大30,000 mm/sのスキャン速度を実現しています。このため、複雑な試作品や高スループットな生産が両立可能で、効率的かつ信頼性の高い生産を行うことができます。
ユーザーに優しい設計
さらに、RMS220は人間工学に基づいたデザインを採用しています。専用クリーニングステーション「C220-P」は、安全かつ使いやすい設計となっており、立ち姿勢でも座り姿勢でも簡単に操作できます。これにより、長時間の作業による体への負担が軽減され、日常的な運用が効率的に行えます。
RFID管理システム
また、RMS220にはRFID技術が統合されており、使用する粉末を自動で識別・設定することができます。これにより、材料管理が効率化され、最適な造形品質を確保しつつ、3Dプリンティングのプロセスも簡素化されます。
発表会情報
発表会は、以下のスケジュールで行われます。
- - 日付: 2025年9月11日(木) 13:30~16:30(受付12:30)
- - 場所: AP品川(港区港南1-6-31 品川東急ビル 8F)
- - アクセス: 品川駅から徒歩6分
参加は事前登録制で定員100名となっていますので、興味のある方はお早めにお申し込みください。新たな製品の魅力をぜひ直接体験していただきたいと思います。
このように、Raise3Dの「RMS220」は今後3Dデジタルソリューションにおける新たなスタンダードとなることが期待されています。この機会にぜひ、最新の技術を体験してみてはいかがでしょうか。