小田急不動産、エコビルダーズアワードで全3賞受賞の快挙

小田急不動産、エコビルダーズアワード全3賞受賞の魅力

東京都環境局が主催する「東京エコビルダーズアワード」で、小田急不動産株式会社が「リーディングカンパニー賞」を取得し、全3賞を受賞したことが発表されました。この受賞は、企業の持続可能な取り組みを評価するものであり、従来の建物や住宅の基準を大きく超える環境性能を有し、将来に向けた快適な住環境を模索することが求められています。

東京エコビルダーズアワードの意義

このアワードは、環境性能の向上を図るための建築物環境報告書制度への参加と、環境に配慮した高品質な建築物を普及させる意義を持ちます。小田急不動産はこの基準に応じた優れた取り組みを行い、その結果として各賞を取得しました。

具体的には、同社が展開する新築分譲住宅「リーフィア（LEAFIA）」シリーズが特に高い評価を受けており、分譲・賃貸部門での「リーディングカンパニー賞」を獲得しました。また、断熱と省エネ性能の優れた建物の供給を目指し、法人として의各種基準の適合も実施しています。

受賞の理由

小田急不動産は、2024年度に供給した戸建住宅において、ZEH（ゼロ・エネルギー・ハウス）割合を100%達成しました。これに加えて、200Vの電気自動車用のコンセントを標準装備し、マンションでもZEH-Orientedを100%実現。さらに、省エネ性能ラベルやBELLS評価書を通じて、その環境性能を顧客に分かりやすく説明できるよう努めました。

ウェブページでは、ZEH住宅について詳細に解説するツールも提供しており、顧客が選択する際の参考になるよう配慮されています。

小田急不動産のカーボンニュートラルアクション

小田急不動産は2050年に向けた目標として、CO2排出量を実質ゼロにする「カーボンニュートラル2050」を掲げています。2022年度からはZEHビルダーとして登録され、2030年にはZEH割合を50%に設定。既に2024年度には100%の達成を果たしました。

また、標準装備にEV用コンセント、宅配ボックス、節水型の水栓を導入し、さらなる省CO2と資源の効率化を進めています。

さらに、顧客と協力しながら脱炭素社会の実現に向けた、「CLR（クリア）プロジェクト」を2024年度から始動させるなど、継続的に環境の持続可能性を高めていく姿勢が感じられます。